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文化審議会

2002/11/28 議事録
文化審議会第32回総会議事要旨

文化審議会第32回総会議事要旨


1. 日  時:平成14年11月28日(木)10時30分〜13時

2. 場  所:霞が関東京會舘シルバースタールーム

3. 出席者:
(委員)高階会長,北原副会長,井出,岡田,川村,北川,関口,乳井,脇田,渡邊の各委員
(文部科学省・文化庁)池坊大臣政務官,河合文化庁長官,銭谷文化庁次長,丸山文化庁審議官,木曽文化財部長,鈴木文化財監査官,高塩政策課長ほか関係官

4. 概要
(1) 配付資料についての確認があり,前回議事要旨については,意見がある場合は1週間以内に事務局に連絡することとされた。

(2) 事務局による文化芸術の振興に関する基本的な方針について(答申案)の前回からの修正点,パブリックコメントの概要説明後,質疑応答が行われた。(以下,○:委員)

「重視すべき方向」に,国語によって論理的な思考や表現する力が養われることについて記述した方がよいのではないか。
子どもに生の舞台に触れさせることは大切であり,「(4)学校教育における文化芸術活動の充実」において,「総合的な学習の時間」を積極的に活用する旨を記述してはどうか。
文化活動は経済に影響を与え、産業の発展に寄与するものだが,文化活動イコール経済活動との考え方が中心になることが懸念される。収益にならないものも大切という概念を踏まえて,「多くの産業の発展に寄与し得るもの」としてはどうか。
5ページの「文化発信」において,「文化的存在感」は文化侵略のようにとられないように,「文化的地位を確かなものにする」と記述してはどうか。
18ページの著作物の流通に関して,一方の当事者にとって不利益な契約を「不公正」と呼ぶべきではないが,「適正」といった表現を加えてはどうか。
22ページにおいて,図書館については,単に「地域住民に親しまれる」だけでなく,市民の知的拠点としての機能を表現してほしい。

(3) 事務局より,本日の議論を踏まえ,修正については会長一任とされ,会長より12月5日(木)に答申がなされること,次回総会は1月29日(水)10時30分より霞が関東京會舘シルバースタールームで開催の予定であるとの説明があり,閉会した。


(文化庁政策課)

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