令和7年度 文部科学省 選考採用(総合職相当 係長級・課長補佐級)<夏>について

令和7年5月19日


 文部科学省では、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化の振興を「未来への先行投資」と位置付け、初等中等教育の充実や大学の構造改革をはじめとした教育改革、安全・安心で豊かな文教施設づくりや教育研究環境の高度化・活性化、科学技術振興の国家戦略の策定、先端的な研究開発プロジェクトの推進、産学官連携、研究環境の整備等の科学技術の振興等を進めています。文部科学省の行政官は、「教育」「文化」「スポーツ」「科学技術・学術」の幅広い分野でジェネラリストとして活躍することが期待されています。
 日本の「教育」「科学技術・学術」
「スポーツ」「文化」を担ってみたいと思う好奇心が盛んな皆さん、文部科学省の扉をたたいてみませんか。「変革の時代」を乗り切っていくため、未来に向かう豊かなヴィジョンと創造と挑戦の気概を持つ皆さんを歓迎します。
 以下に掲載するのは、令和7年度 文部科学省選考採用試験(総合職相当 係長級・課長補佐級)<夏>の概要です。詳細は受験案内を御覧ください。

 受験案内(係長級)(PDF:317KB)
 受験案内(課長補佐級)(PDF:318KB)

 また、応募を検討している方を対象に説明会を開催しますので、お気軽に御参加ください。(詳細は、9.説明会を御覧ください。)

1.職務内容

○国家公務員総合職相当の者として採用し、文部科学省所管行政に関する政策の企画及び立案又は調査及び研究に関する事務に従事する係長級又は課長補佐級職員として採用します。
○応募時に事務系又は技術系を選択していただきます。採用後、事務系については主として教育・スポーツ・文化関係部局を、技術系については主として科学技術・イノベーション関係部局を中心とする配属・異動・人事キャリアを予定しています。なお、事務系であっても科学技術・イノベーション関係部局へ、また、技術系であっても教育・スポーツ・文化関係部局へ配属される可能性があります。事務系・技術系を問わず、文部科学省職員として様々な課題への対応が求められます。

2.求める人材

(1)公務に対する強い関心と、全体の奉仕者として働く熱意を有する者
(2)困難な課題を解決できる論理的な思考力、判断力、表現力その他総合的な能力を有する者
(3)適切かつ効果的に対人折衝・調整を行うことのできる能力を有する者
(4)職務遂行上必要となる基礎的な外国語の能力を有する者
(5)職務経験を通じて体得した効率的かつ機動的な業務遂行の手法その他の知識及び能力を有する者
(6)採用後の研修又は職務経験を通じてその知識及び能力の向上が見込まれる資質を有する者
(7)政策の企画立案、調整、執行において責任ある役割が担える者
(8)事務系については主に人文・社会科学分野の、技術系については主に自然科学分野のバックグラウンドを通じ、文部科学省が担う政策を推進することが出来る者
(9)チームを牽引するマネジメント能力を有する者(課長補佐級)

3.応募資格

大学卒業(※1)後、一定の職務経験を有すること(見込みを含む)。(※2)
 係長級: 令和7年10月1日時点において、3年以上
 課長補佐級: 令和7年10月1日時点において、8年以上

※1 学校教育法(昭和22年法律第26号)第83条に規定する大学(当該大学に置かれる同法第91条に規定する専攻科及び同法第97条に規定する大学院を含む。)の課程(同法第104条第7項第2号の規定によりこれに相当する教育を行うものとして認められたものを含む。)又はこれに相当する外国の大学(これに準ずる教育施設を含む。)の課程に在学してその課程を修了した者。
※2 応募資格を満たしているかどうかを確認するため、最終合格者の方には、文部科学省が指定する日までに勤務証明書等を提出していただきます。勤務証明書等が提出できない期間は、職務経験に通算されませんので、御注意ください。また、勤務証明書等を提出できない場合又は虚偽の記載がなされている勤務証明書等があった場合には、採用予定が取り消される場合があります。
 
○以下のいずれにも該当しないこと。
(1)日本の国籍を有しない者
(2)「国家公務員法」(昭和22年法律第120号)第38条の規定により国家公務員となることができない者
・禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
(3)平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外)
(4)採用予定時期までに国家公務員法第81条の6に定める定年に達する者(令和7年度における定年年齢は62歳)

4.採用予定数

係長級、課長補佐級のいずれも、事務系、技術系でそれぞれ若干名

5.採用予定時期

令和7年10月1日(水曜日)
※採用予定日は採用者の事情に配慮しますので御相談ください。

6.選考の流れ

〇受付期間
 令和7年5月19日(月曜日)~令和7年6月22日(日曜日)(受信有効)

〇第1次選考
 ・書類選考(経歴評定)
 ・論文試験(政策の企画立案に必要な能力等を有しているかを判断する試験)
 
〇第1次選考合格発表

 令和7年6月29日(日曜日)までに順次通知
 ※エントリーされた方全員に、結果をメールで通知します。
 
〇第2次選考
 ・適性検査(外部機関による性格検査、基礎能力、英語能力等)

  令和7年6月30日(月曜日)~7月11日(木曜日)の間で、外部試験機関において受検が可能な日
 ・基本能力試験(公務の遂行に必要な読解力、情報処理能力、文書構成力等を有しているかを判断する試験)
 ・面接試験(人柄、対人能力等についての試験)

  令和7年7月12日(金曜日)~7月21日(月曜日)の間で文部科学省が指定する日
 ※第2次選考は、第1次選考に合格した者のみ実施します。
 ※第2次選考における基本能力試験及び面接試験は、文部科学省(東京都千代田区霞が関3-2-2)にて実施予定です。 適性検査の実施方法・実施場所については、第1次選考合格発表時に通知します。第2次選考については選考状況等により、選考が複数日になることや、上記以外の日程が追加になることがあります。

〇最終合格発表

 令和7年8月4日(月曜日)(予定)

7.応募方法

下記の申込みフォームよりお申し込みの上、メールにより必要書類を送付してください。郵送等による応募は受け付けません。

〇申込みフォーム
令和7年度文部科学省選考採用(総合職相当 係長級・課長補佐級)<夏> 申込みフォーム
※係長級と課長補佐級を併願する場合は、併せて1回のみ御回答ください。

〇必要書類及び提出先
【必要書類】
(1)応募書(係長級又は課長補佐級のいずれか希望する職種のものを御作成ください。なお、係長級と課長補佐級を併願する場合は、職種ごとに分けて応募書を御提出ください。)
【様式1】応募書(係長級)(Excel:24KB)
【様式1】応募書(課長補佐級)(Excel:24KB)

(2)小論文(共通)
【様式2】論文(Word:25KB)

【提出先】
jinjisenko@mext.go.jp
※メールの件名は「令和7年度選考採用応募_●●(◆◆)_○○」、添付ファイル名は「応募書(●●級)_○○」「小論文_○○」としてください。
※●●には係長級又は課長補佐級のいずれかを、◆◆には事務系又は技術系を、○○には氏名を記入してください。
※複数の職種を併願する場合は、メール件名にて、希望区分を羅列いただくよう願います。(例:「令和7年度選考採用応募_係長級(事務系・技術系)・課長補佐級(事務系)」_文部太郎)

〇受付期間
令和7年5月19日(月曜日)~令和7年6月22日(日曜日) (受信有効)
※受付期間内に、「申込みフォームによる申し込み」及び「メールによる必要書類の提出」の両方を完了する必要があります。

8.  勤務条件等

(1)勤務時間
 9時30分~18時15分(7時間45分)(休憩時間12時~13時)
 ※業務の都合により勤務時間帯の変更及び超過勤務が生じる場合があります。
(2)勤務日
 月曜日~金曜日(ただし休日<祝日、年末年始(12月29日~1月3日)>を除く)
 ※業務の都合により休日を変更する場合があります。
(3)休暇
 原則として完全週休二日制(土曜日・日曜日)、祝日、年末年始、年次有給休暇、夏季休暇等の特別休暇があります。
 ※業務の都合により休暇期間は変更する場合があります。
 また、ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭生活の両立)支援制度として、育児休暇制度等があります。
(4)給与

 採用時の俸給月額は、採用者の経験年数と同程度の経験年数を有する国家公務員採用総合職試験又は国家公務員採用Ⅰ種試験により採用された職員が受ける俸給月額との均衡を考慮して決定します。
 このほか次のような諸手当が支給されます。
 ・地域手当(俸給及び扶養手当に、勤務地に応じた割合(例:東京都特別区20%、京都市9%)を乗じた額を支給)
 ・本府省業務調整手当(本府省の業務に従事する者に対し、行政職俸給表(一)4級で月額22,100円)
 ・扶養手当(配偶者3,000円、子(22歳以下)11,500円(15歳から22歳の間は5,000円加算))
 ・住居手当(最大28,000円(家賃月額61,000円以上の場合)
 ・通勤手当(1か月当たりの運賃相当額(150,000円限度))
 ・超過勤務手当(俸給及び地域手当に応じた単価で支給)
 ・期末・勤勉手当(ボーナス)(年2回(6月、12月)俸給等の4.6月分)
 ・単身赴任手当(100km以上300km未満38,000円、300km以上500km未満46,000円など距離に応じた額)
 ※係長級のモデル給与例として、令和8年4月1日付け採用の場合において、採用時の年齢が25歳、採用前の職務経験が3年間である場合、初年度の給与の概算額は以下のとおりです。
 ・月額:約30万円(俸給及び地域手当、本府省業務調整手当を含み、その他の手当を含まない額)
 ・年収:約455万円(期末・勤勉手当を含んだ額)
 ※課長補佐級のモデル給与例として、令和8年4月1日付け採用の場合において、採用時の年齢が30歳、採用前の職務経験が8年間である場合、初年度の給与の概算額は以下のとおりです。
 ・月額:約38万円(俸給及び地域手当、本府省業務調整手当を含み、その他の手当を含まない額。)
 ・年収:約574万円(期末・勤勉手当を含んだ額)
 ※上記金額は2025(令和7)年4月1日現在の「一般職の職員の給与に関する法律」(昭和25年法律第95号)の規定に基づきます。
 ※東京勤務を仮定としたモデル例です。
 ※上記モデル例は、参考であり、実際の算定にあたっては、個人の経歴等や業務内容を踏まえて算定することになります。国家公務員の給与制度については、人事院ホームページ(https://www.jinji.go.jp/seisaku/kyuyo_seidogaiyo.html)も御参照ください。
(5)服務
 国家公務員法に定める諸規定の適用を受けます。
(6)その他
 ・健康保険及び年金は、文部科学省共済組合に加入することになります。
 ・国家公務員法等に基づく守秘義務や兼職制限等が適用されます。
 ・採用後は、マイナンバーカードを身分証として使用することとしていますので、あらかじめ同カードの取得手続きをお願いします。

9.説明会

 〇選考採用(総合職相当 係長級・課長補佐級)<夏>に係る説明会
 日時:令和7年6月6日(金曜日)20時~21時
 場所等:オンライン
 申込方法:以下のフォームから申し込みください。記載いただいたメールアドレスに、URLをお送りします。
 申込みフォーム:https://forms.office.com/r/KagpbuKMWF
 申込締切:令和7年6月4日(水曜日)

 人事担当者の他、実際に選考採用で採用され、現在勤務をしている職員も参加します。
 質疑応答の時間も用意していますので、お気軽に御参加ください。

10.問い合わせ先

大臣官房人事課任用班採用企画係
電話: 03-5253-4111(代表)(内線2813)
E-mail: jinjisenko@mext.go.jp

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