国際生物学オリンピックに参加した生徒が金メダル等を獲得しました。また、国際的な科学技術コンテストで特に優秀な成績をおさめた生徒に対する文部科学大臣表彰の受賞者を決定しました。

令和8年7月23日

 文部科学省では、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しております。このたび「第37回国際生物学オリンピック(主催国:リトアニア共和国)」に参加した生徒が、金メダル等を獲得したとの連絡を受けましたので、報告いたします。
 また文部科学省では、国際的な科学技術コンテストにおいて、特に優秀な成績をおさめた者に対して文部科学大臣表彰等を行っており、このたびの国際生物学オリンピックの成績を踏まえ、受賞者を決定しましたので、併せてお知らせします。
(共同発表:国際生物学オリンピック日本委員会)


1.受賞状況

金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名
(上記4名が文部科学大臣表彰を受賞する)
※金メダルは参加者の約1割、銀メダルは約2割、銅メダルは約3割の割合で与えられる。

2.参加者および受賞者詳細

中野なかの 正悠せいゆう さん 灘高等学校(兵庫県) 3年 金メダル
手塚てづか 雅之まさゆき さん 開成高等学校(東京都) 2年 銀メダル
田尾たお 倖那ゆきな さん 高槻高等学校(大阪府) 3年 銀メダル
山本やまもと 明日香あすか さん 四天王寺高等学校(大阪府) 3年 銅メダル

3.参加国数/人数

78か国・地域/302名

4.場所/期間

リトアニア共和国(ビリニュス)/令和8年7月12日(日曜日)~7月19日(日曜日)

5.派遣機関

国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)

<参考資料>

◆大会概要

 ・国際生物学オリンピックは1990年に現在のチェコ共和国で第1回大会が開催された。
 ・2026年のリトアニア共和国大会は、第37回目。
 ・日本は2005年から参加を開始し、毎年4名の選手を派遣。本年は22回目の参加。
 ・昨年のフィリピン共和国大会は、79か国・地域等から305名の生徒が参加し、日本は4名全員が銀メダル受賞。
 ・本年のリトアニア共和国大会は、78か国・地域から302名の生徒が参加し、日本は金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名受賞。

日本代表団(参加生徒)の日程

7月12日(日曜日) 代表団到着/大会登録/開会式
7月13日(月曜日) Orientation Game & Ice-Breaking
7月14日(火曜日) 実験試験
7月15日(水曜日) エクスカーション
7月16日(木曜日) 理論試験/パーティー
7月17日(金曜日) エクスカーション
7月18日(土曜日) ビリニュスでの自由時間/閉会式
7月19日(日曜日) 代表団現地出発

◆国際生物学オリンピックにおける直近の日本代表選手の成績

  2023年(第34回 アラブ首長国連邦・アルアイン大会)
    金メダル2名、銀メダル2名
    (参加規模:80か国・地域、304名)
  2024年(第35回 カザフスタン共和国・アスタナ大会)
    銀メダル4名
    (参加規模:81か国・地域、295名)
  2025年(第36回 フィリピン共和国・ケソン大会)
    銀メダル4名
    (参加規模:79か国・地域等、305名)

◆国際生物学オリンピック(International Biology Olympiad, IBO)について

 国際生物学オリンピック(IBO)は、1990年に現在のチェコ共和国のオロモウツで第1回大会が開催された、生物学に関心を持つ高校生等を対象としたコンテストであり、以下を目的としている。
a)すぐれた生徒を一堂に会させて、刺激をあたえ挑戦させることにより、その能力をのばし、科学者にそだてる。生物学の美しさと様々な意義を明らかにして、とりわけ自然や環境の保護をはかり、社会における生物学の重要性を訴える。
b)生物学教育に関するアイデアと教材の交換や比較を行うことにより、各国の生物教育を向上させる。
c)国際生物学オリンピックにかかわるさまざまな組織の交流を図ることにより、生物学分野での活動の相互理解を図る。
 
 国際大会は、毎年7月に開催され、実験問題と理論問題が課される。
今年度の「第37回国際生物学オリンピック2026リトアニア共和国大会」(IBO 2026)の詳細はIBO2026公式サイトを参照。(https://www.ibo2026.lt/

◆国際生物学オリンピック日本委員会(JBO=Japan Biology Olympiad Committee)について

 国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)は、国際大会に派遣する日本代表選考を兼ねた日本生物学オリンピックを開催している。日本生物学オリンピックは単に代表選考のためだけではなく、生物学の持つ面白さ楽しさを体験してもらうことを目的とする全国規模のコンテストであり、20歳未満で大学に入学する前の青少年であれば誰でも参加可能である。生徒らが積極的にチャレンジできるよう、予選ではオンライン試験を導入している。
 この活動を通じて我が国の生徒に対し、生物学への興味の喚起と知識の普及を図りつつ、広く科学技術一般への関心の向上と理解の増進を推し進めるとともに、国際大会への参加体験が、将来の科学技術を支える人材の育成にも役立つことを期待している。さらに国際的な研究者・教育関係者の交流により、我が国の生物教育の充実・発展に寄与することを目指している。

お問合せ先

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課

德永、髙島
電話:03-6734-4191

国際生物学オリンピック日本委員会

事務局
電話:03-3212-8518

(科学技術・学術政策局人材政策課)