「図書館が拓く未来の学びと地域社会(報告書)」を公表します

令和8年3月17日

 文部科学省では、図書館・学校図書館の現状や課題を把握・分析し、運営の充実に向けた検討を行うため、「図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議」を設置し、令和6年12月より10回にわたり議論を進めてきました。
この度、「図書館が拓く未来の学びと地域社会(報告書)」をとりまとめましたので、お知らせします。

 

1.公表資料
図書館が拓く未来の学びと地域社会(報告書)【概要】(PDF:349KB)
図書館が拓く未来の学びと地域社会(報告書)【本文】(PDF:1.71MB)

2.報告書の主なポイント
 (1)地域の「ハブ」、学校の「中心」を担う図書館を目指して
  【図書館】「読む」「集う」「学ぶ」の機能を総合的に展開して「地域共創」に寄与
   ・利用者・住民の自主的・自発的な学習活動への支援
   ・メディア情報リテラシーやサードプレイスとしての取組も展開
   ・立ち寄りやすさや居心地の良さも備えつつ、地域に寄与  など
  【学校図書館】 学びの深化を担い、一人一人の「好き」を育み「得意」を伸ばす居心地の良い学校の「中心」へ
   ・あらゆる教科等での計画的利用や個別最適な学びのための機能強化
   ・登校時から下校時までの常時開館、読書や自習での自由利用の推進
   ・館内や隣接エリアへの個別学習ブースやラーニングコモンズ、「校内教育支援センター」の設置  など

 (2)全ての人に開かれた図書館サービスの構築に向けた方策
  ・ユニバーサルアクセスの実現
  (デジタル化、読書バリアフリーの推進等、いつも誰もがサービスを享受できる仕組みの構築)
  ・対話と活動による地域の連携・協働の一層の推進
  (多様な機関・団体・書店・読書推進人材等との連携によるサービス拡充と地域の課題解決支援)
  ・図書館・学校図書館を支える人材の充実
  (司書、司書教諭、学校司書の配置、新たな機能と役割にも対応できる人材育成)
 
 (3)図書館・学校図書館に係る制度・基準の見直し
  (「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」、「学校図書館ガイドライン」等)
  ○国は
  ・国において定めた基準等の改定
  ・司書等の養成科目(司書科目、司書教諭講習科目、学校司書モデルカリキュラム)の一体的見直し  など
  ○地方公共団体は
  ・図書館・学校図書館の運営に必要な予算確保
  ・司書・学校司書の積極的採用・常勤職員の配置、司書教諭の確実な発令
  ・司書等の研修のあり方の見直し  など

3.今後の施策の対応方針
 本報告書の内容を踏まえ、「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(平成24年12月19日文部科学省告示第172号)や「学校図書館ガイドライン」(平成28年11月29日付け文部科学省初等中等教育局長通知)の改定をはじめ、図書館・学校図書館の充実に向けた取組を進めてまいります。

お問合せ先

総合教育政策局 地域学習推進課 図書館・学校図書館振興室
電話番号:03-5253-4111(内線3484)

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。
Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。

(総合教育政策局地域学習推進課)