令和7年1月14日
文部科学省では、総務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省とともに、「インフラメンテナンス大賞」の内閣総理大臣賞及び各省大臣賞等の計45件の受賞者を決定しました(インフラには、学校、社会教育施設等の文教施設を含みます)。
総理大臣賞、各省大臣賞の表彰式を令和7年1月16日(木曜日)、特別賞、優秀賞の表彰式を令和7年1月27日(月曜日)に開催する予定です。
インフラメンテナンス大賞は、日本国内における社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。
第8回目となる今回は、令和6年5月10日から同年7月12日まで募集したところ、302件の応募がありました。有識者による選考委員会(委員長:家田仁 政策研究大学院大学 特別教授)の審査を経て、計45件(内閣総理大臣賞1件、各省大臣賞12件、特別賞7件、優秀賞25件)の受賞者を別紙のとおり決定しました。
学校法人玉川学園総務部管財課
教育現場とインフラメンテナンスの連携による技術力向上
学校法人玉川学園には電気設備を管理するSEC(株)技術者が7名おり、24時間/365日常駐している。本学は幼稚部から大学院まであり敷地面積が約61haと広いため、特別高圧受電設備がある。2023年に本学の設備移設に伴い、これまで使用していた高圧受電設備を研修用として利用できるようにした。SEC(株)社内においても高圧を操作する機会は貴重であるため、本学従事者のみならず社内研修用として幅広く活用されている。また、本学の園児・児童・生徒・学生が施設見学をすることでSEC(株)技術者と学生等の交流が生まれ、教育現場と企業が連携し技術力向上を図る取組をしている。
各大臣賞等の受賞の詳細については、以下のURL(国土交通省のホームページ)を参照して下さい。
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000343.html(※国土交通省ウェブサイトへリンク)