令和6年6月14日
1.審査の結果の概要
大学ファンドの支援対象となる国際卓越研究大学の初回公募については、国内外の有識者から構成される「国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザリーボード)」において審査を実施し、令和5年8月に一定の条件を満たした場合に認定するという留保を付して、東北大学を国際卓越研究大学の認定候補として選定しました。
認定候補となった東北大学においては、体制強化計画の工程等の一層の精査や明確化を進めてきました。アドバイザリーボードは、その状況について継続的に確認し、今般、東北大学について、国際卓越研究大学の認定及び体制強化計画の認可の水準を満たし得るものとの結論に至りましたので、アドバイザリーボードの審査の結果及び東北大学の体制強化計画案の概要と併せてお知らせします。
2.今後のスケジュール
東北大学においては、改正国立大学法人法(令和6年10月1日施行)に基づく運営方針会議の設置を行う予定です。その後、国際卓越研究大学法に基づき、総合科学技術・イノベーション会議及び科学技術・学術審議会の意見を聴き、文部科学大臣が東北大学の認定及び体制強化計画の認可の判断を行ってまいります。
なお、次回の公募は、大学ファンドの運用状況等を勘案し、初回の国際卓越研究大学の認定後、令和6年度中に開始予定です。
3.国際卓越研究大学法に基づく基本方針の改訂について
本日、令和6年6月14日付で、国際卓越研究大学法に基づく「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化の推進に関する基本的な方針」(令和4年11月15日文部科学大臣決定)を改訂しました。
また、令和6年6月14日付で「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律施行規則」(令和4年文部科学省令第37号)についても一部改正しています。
これらは、改正国立大学法人法を踏まえ、国際卓越研究大学の合議制の機関に求められる認定要件を明確化したものです。
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