令和4年3月30日
文部科学省では「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」(主査:上野 淳 東京都立大学名誉教授)の下に二つの部会を設置し、学校施設の在り方及び推進方策について議論を進め、このたび報告書を取りまとめましたので、公表します。
1人1台端末環境のもと、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実等に向け、新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について議論※。
※「新しい時代の学校施設検討部会」(R3.1 設置、部会長:長澤悟 東洋大学名誉教授)
・新しい時代の学校施設のビジョンとして、学び(柔軟で創造的な学習空間等の実現)、生活、共創、安全、環境の5つの姿と具体的な空間の在り方を提言。
・ビジョンの実現に向け、長寿命化改修等を通じ、教育環境の向上と老朽化対策を一体的に推進する等の学校設置者の方策、それを支援する国の方策を提言。
以下のHPに掲載されます
「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」最終報告の公表について
障害のある子供と障害のない子供が共に学ぶ場、多様な学びの場の整備等に向け、特別支援教育の視点から学校施設の在り方について議論※。
※「特別支援教育の在り方を踏まえた学校施設部会」(R3.3 設置、部会長:上野淳 東京都立大学名誉教授)
・特別支援教育を巡る動向を踏まえた学校施設の在り方を提言。
・学校施設の計画・整備の事例の整理や有効に活用できる財政支援の周知等の国の方策を提言。
以下のHPに掲載されます
「これからの特別支援教育を支える学校施設の在り方について」報告書の公表について
・二つの報告書は、都道府県教育委員会等学校設置者へ周知
・二つの報告書に基づき「学校施設整備指針」を改訂し、学校設置者へ周知・普及
大臣官房文教施設企画・防災部施設企画課
1 新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について 指導第二係
2 これからの特別支援教室を支える学校施設の在り方について 指導第一係