令和3年12月7日
文部科学省では、学校関係者に新型コロナウイルス感染症患者が発生した場合、学校の設置者に対し報告を求めています。学校が本格的に再開し始めた令和2年6月1日から令和3年11月30日までの間の感染状況について取りまとめましたので、お知らせします。
文部科学省では、関係省庁や学校の設置者と連携し、引き続き、感染症対策の徹底に取り組んでまいります。
令和2年6月1日から令和3年11月30日までの間、幼児児童生徒87,838人、教職員8,004 人の感染の報告がありました。(学校種、感染経路について報告のないものは含めていません。)
感染経路は小学校の児童の69%が「家庭内感染」である一方、高等学校の生徒は、「家庭内感染」と「感染経路不明」がそれぞれ33%、41%、「学校内感染」が18%となっています。
感染経路は、「感染経路不明」が58%、「学校内感染」が10%でした。
「学校内感染」及び「感染経路不明」を含め、同一の学校において複数の感染者が確認された事例は、10,276 件あり、そのうち、5人以上確認された事例は3,541 件でした。
(参考)新型コロナウイルス感染症の子供への感染に関する特徴
重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。このほか、年代別の感染動向など、国全体の新型コロナウイルス感染症の動向については厚生労働省ホームページにおいて公表されていますので御参考としてください。
データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-(※厚生労働省ホームページにリンク)
文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課
感染状況調査担当(内線2931)