令和元年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)

令和元年11月15日

文部科学省と厚生労働省では、令和2年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、令和元年10月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表します。
 取りまとめの結果、大学生の就職内定率は76.8%(前年同期比0.2ポイント低下)となり、平成9年3月卒の調査開始以降、2番目に高い数値となり、引き続き高水準となりました。
 文部科学省と厚生労働省では、大学等の就職相談員と新卒応援ハローワークのジョブサポーター(※)との連携による新卒者等の就職支援などを行っています。
 文部科学省では、引き続き、関係府省と連携し、新卒者等の雇用に関する施策の推進に努めていきます。
※新卒者等の就職支援を専門とする職業相談員(キャリアコンサルタント等の資格保持者や企業の人事労務管理経験者等)。

-就職内定率の概要-
・大学(学部)は76.8%(前年同期比0.2ポイント低下)
・短期大学は40.6%(同2.2ポイント低下)
・大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では74.2%(同0.3ポイント低下)
・大学等に専修学校(専門課程)を含めると72.7%(同0.5ポイント低下)

(同時発表:厚生労働省)

1.調査内容

1)調査委託先

設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。

 

国立大学

21校

公立大学

3校

私立大学

38校

短期大学

20校

高等専門学校

10校

専修学校(専門課程)

20校

合計

112校

2)調査対象人員

6,250人

 

大学、短期大学、高等専門学校

 (※)

計 5,690人

専修学校(専門課程)

560人

 

 (※) 母集団の関係から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出。

3)調査方法・内容

各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。

4)調査時期及び発表時期

調査時期

発表時期

令和元年10月1日

11月15日

令和元年12月1日

 
1月 中旬
 

令和2年2月1日

3月 中旬

令和2年4月1日

5月 中旬

 

 

2.調査結果の主な概要

【全体の概要】

 

○ 大学の就職内定率は76.8%(前年同期比0.2ポイント低下)。このうち国公立大学の就職内定率は、79.4%(同4.4ポイント上昇)、私立大学は、75.9%(同1.7ポイント低下)。
○ 短期大学の就職内定率は、40.6%(前年同期比2.2ポイント低下)。
○ 高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職内定率は、それぞれ96.2%(前年同期比2.5ポイント上昇)、60.4%(同0.9ポイント低下)。

○ 本調査における卒業予定者全体(※)に占める内定者の割合(大学のみ) 「61.4%」
(※) 卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。

 

 

 【男女別の概要】

○ 男女別では、男子大学生の就職内定率は76.1%(前年同期比0.9ポイント低下)、女子は77.6%(同0.6ポイント上昇)。また、国公立大学では、男子:78.2%、女子:80.8%、私立大学では、男子:75.5%、女子:76.5%となっている。

 


【文系・理系別の概要】※大学のみ

○ 文系・理系別では、文系の就職内定率は76.2%(前年同期比0.3ポイント低下)、理系の就職内定率は79.3%(同0.1ポイント上昇)となっている。

 

 

 【地域別の概要】※大学のみ

○ 地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く、80.5%(前年同期比同)となっている。

お問合せ先

高等教育局学生・留学生課

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