通学路における合同点検の結果について

令和4年3月4日

 令和3年6月に千葉県八街市で、下校中の小学生の列にトラックが衝突し、5名が死傷する交通事故が発生したことを受け、関係省庁が連携して、全国の市町村立小学校の通学路について、教育委員会・学校、PTA、道路管理者、警察等による合同点検を実施したところですが、対策が必要な箇所について、取りまとめましたので公表します。
 なお、令和4年3月4日付で、国土交通省、警察庁においても同様の発表がなされています。

1.合同点検の概要

 (1)学校による危険箇所のリストアップ
   これまでの観点に加え、以下の新たな観点も踏まえて抽出
  ・見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所
  ・過去に事故に至らなくても、ヒヤリハットの事例があった箇所
  ・保護者、見守り活動者、地域住民等から市町村への改善要請があった箇所
 (2)合同点検の実施
  ・合同点検の実施及び対策必要箇所の抽出(令和3年9月末目途)
  ・対策案の検討・作成(令和3年10月末目途)
  ・地域の実情等により期間内の実施が困難な場合、遅くとも令和3年12月末までに、それぞれ実施


 

2.対策必要箇所の抽出結果 ※1

対策必要箇所(全体数)※2 

   76,404箇所 ※3

 ※4

教育委員会・学校による対策箇所

37,862箇所

道路管理者による対策箇所

39,991箇所

警察による対策箇所

16,996箇所


※1 取りまとめ結果は、令和3年12月末時点のもの(一部、令和4年1月に合同点検を実施した箇所も含む。)である。
※2 都道府県別の対策必要箇所数は、別表のとおりである。
※3 1箇所につき複数の機関が対策を実施する場合等があるため、各実施機関による対策箇所数の合計は対策必要箇所(全体数)と一致しない。
※4 主な対策の例として、教育委員会・学校が実施する対策として安全教育の徹底やボランティア等による見守り活動、通学路の変更等、道路管理者が実施する対策として歩道の設置・拡充や防護柵等の整備、警察が実施する対策として信号機の設置や速度規制の実施等がある。


 

お問合せ先

総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課
安全教育推進室 交通安全・防犯教育係
 電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2695)

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(総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課)