国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(平成31年4月1日任命分)

独立行政法人通則法第20条第1項の規定に基づき、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構理事長を任命したので、下記のとおり公表する。



【理事長】

1 選任された者

児玉 敏雄(67歳)(再任)

2 任期

平成31年4月1日 ~ 平成34年3月31日

3 選任理由

 日本原子力研究開発機構(以下「機構」という。)は、原子力に関する基礎研究及び応用研究並びに核燃料サイクルを確立するための研究開発を主な任務とした我が国唯一の原子力に関する総合的研究開発機関として、国の政策等に基づき、安全確保を大前提とし、原子力により国民の生活に不可欠なエネルギー源の確保を実現すること及び原子力による新しい科学技術や産業の創出を目指して、その基礎・基盤から応用・実現化までの研究開発を行うとともに、その成果等の普及を行い、もって人類社会の福祉及び国民生活の水準向上に寄与することを目的とする国立研究開発法人である。
 そうした組織にあって、児玉 敏雄氏は、平成27年4月、機構の理事長に就任以来、平成23年に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応、特に廃止措置や環境修復に向けた技術開発等について、組織全体として人材、研究施設を最大限に活用し、総力をあげた取り組みを実施してきているところである。
 同氏のリーダーシップの下、安全を最優先とする組織への改革、一層の技術力の向上、組織・経営の改革、地元との良好な関係の構築、社会への成果の還元等は着実に進んでいる。これらの実績を評価しており、更に進めていくためには、同氏の能力やこれまでの経験と実績が必要であるため、引き続き理事長として同氏を任命するものである。

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大臣官房人事課