科学技術・学術政策研究所「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2018)」報告書の公表について

平成31年4月15日

文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP, 所長 坪井 裕)では、第5期科学技術基本計画(2016年1月閣議決定)期間中の日本の科学技術やイノベーションの状況変化を把握するための継続的な意識調査(NISTEP定点調査)を2016年度より実施しています。この度、3回目となるNISTEP定点調査2018の結果がまとまりました。

大学・公的研究機関の研究環境(基盤的経費・研究時間・研究支援人材)に対する危機感が前年度調査から継続しています。これに加えて、2016年度調査時点と比べて、特に日本の基礎研究の状況は悪化したとの認識が示されています。

また、第5期科学技術基本計画期間中に取組が進められていると考えられる、「若手研究者に自立と活躍の機会を与える環境整備」、「大学改革と機能強化」、「産学官の組織的連携を行うための取組」などの質問については、2016年度調査時点から評価を下げた回答者と上げた回答者が共に多くなっています。

報告書の詳細については、以下のリンクより御覧ください。研究者や有識者の生の声である自由記述をダウンロードすることができます。

お問合せ先

科学技術・学術政策研究所科学技術・学術基盤調査研究室

村上、伊神
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ファクシミリ番号:03-3503-3996
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