地域イノベーション戦略支援プログラム（グローバル型）事後評価の評価結果について

1.地域イノベーション戦略支援プログラム（グローバル型）事後評価の目的
　「地域イノベーション戦略支援プログラム（グローバル型）」は、産学官連携による新技術シーズの創出や実用化につながる研究開発の一体的な推進、国内外の他地域との連携によるクラスターの広域化など幅広い活動を戦略的に展開することにより、世界中から人材、投資、情報をひきつける世界レベルのクラスターを形成することを目的に実施しています。
　各地域は、クラスター形成に向け、長期的視点に立った地域構想を明確にするとともに、産学官連携による新技術シーズの創出や実用化につながる研究開発までの一体的推進、関係省庁の施策の活用、地域における産学官連携基盤の強化、クラスターの広域化など、世界レベルのクラスターの形成に向けた幅広い活動を戦略的に展開することが求められています。
　今回の事後評価は、これらの実施により地域において得られた成果等について評価し、あわせて今後の課題を明らかにすることにより、各地域における自立的かつ継続的な産学官連携の取組の改善に資するとともに、今後の国の地域科学技術施策に資することを目的としています。

2.評価の方法
　各評価対象地域から自己評価報告書等の提出を受け、事業の進捗状況、今後の見通し等について、外部有識者で構成される委員会において評価を行いました。

3.評価対象地域
　・北海道、札幌市　（札幌周辺を核とする道央地域）
　　「さっぽろバイオクラスター構想 "Bio-S"」
　・仙台市、宮城県　（広域仙台地域）
　　「先進予防型健康社会創成仙台クラスター」
　・長野県　（長野県全域）
　　「信州スマートデバイスクラスター」
　・静岡県、浜松市　（静岡県・浜松地域）
　　「浜松オプトロニクスクラスター」
  ・大阪府、神戸市　（関西広域地域）
　　「関西広域バイオメディカルクラスター」
  ・福岡県　（福岡・北九州・飯塚地域）
　　「福岡先端システムLSI開発クラスター」