平成24年10月29日
文部科学省では、持続発展教育(ESD:Education for Sustainable Development)の普及・啓発活動を進めており、2014年に我が国でユネスコと日本政府が開催する「持続発展教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」に向けた広報に関する委託事業の一環として「ESDオフィシャルサポーター」を組織し、広く一般に向けた「ESD」の普及活動を行うこととなりました。 このたび、受託事業者が「ESDオフィシャルサポーター」発表会を10月31日(水曜日)に開催しますので、お知らせします。
平成24年10月31日(水曜日)15時30分~16時00分
文部科学省「情報ひろば ラウンジ」(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎1階)
○木佐 彩子(フリーアナウンサー)
○さかなクン(東京海洋大学客員准教授、お魚らいふ・コーディネーター)※
○白井
貴子(シンガーソングライター)
○服部 隆之(作曲家) <スケジュールの都合上、欠席>
○日比野
克彦(アーティスト、東京芸術大学教授)
○平野 啓子(語り部、かたりすと)※
(50音順・敬称略/※は平成24年4月より日本ユネスコ国内委員会広報大使)
(1)開会
(2)「持続発展教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」について説明
(3)ESDオフィシャルサポーターの紹介
(4)各ESDオフィシャルサポーターからのメッセージ
(5)写真撮影
(6)閉会
ESDとは、Education for Sustainable Development(持続可能な発展のための教育(持続発展教育))の略です。
ESDでは、現代社会の課題(環境・貧困・人権・平和・開発
等)を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動を進めています。
2002年の「持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ)」で我が国がESDの重要性を提唱し、これを受け、同年、国連第57回総会決議により、2005年から2014年までの10年を「国連ESDの10年」とし、ユネスコが主導機関に指名されました。
ESDオフィシャルサポーターは、2014年に我が国でユネスコと日本政府が開催する「持続発展教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」に向けて、ESDの取組への普及・啓発を目的として組織するものであり、文部科学省の委託事業の一環として行うものです。
○主な活動内容
・ESDに関するメッセージ寄稿
・発表会等でのESDへの取組メッセージの発信
・世界会議開催前に予定される各関連イベントへの参加
・各個人の活動を通じたESDの広報啓発 等
■ さかなクン(日本ユネスコ国内委員会広報大使)
【職業】
魚類学者
イラストレーター
【役職】
東京海洋大学客員准教授
お魚らいふ・コーディネーター
日本ユネスコ国内委員会広報大使
農林水産省お魚大使
環境省「環のくらし応援団」メンバー
環境省「地球いきもの応援団」 など多数
【活動内容】
中学3年生のときにカブトガニのふ化に成功。
2006年東京海洋大学客員准教授に就任。2010年田尻湖で絶滅したと思われたクニマスの再発見に貢献。現在テレビの出演、執筆など多数を行う傍ら、子どもたちを中心に魚や海への興味を引き出し、漁業漁食と環境保全への理解が増すよう、魚のイラストを用いるなどさかなクンらしいカリキュラムを組み全国規模で講演を行っている。
■ 平野啓子(日本ユネスコ国内委員会広報大使)
【職業】
語り部・かたりすと
【役職】
大阪芸術大学放送学科教授
武蔵野大学非常勤講師(伝統文化研究)
日本ユネスコ国内委員会広報大使
【受賞歴】
1997年
第52回文化庁芸術祭大賞受賞
ギャラクシー賞奨励賞受賞
2003年
第24回松尾芸能賞優秀賞受賞
2008年 徳川夢声市民賞受賞
2010年 文化庁長官表彰受賞 など多数
【活動内容】
早稲田大学卒業後、東京都歴史文化財団職員を経て、NHKキャスター、大河ドラマ「毛利元就」、「義経紀行」の語りなど多くの番組で司会、語り手、ナレーションを務める一方、舞台で名作・名文を暗誦。コラムやエッセイの執筆などの活動も行っている。また、過去には文部科学省中央教育審議会委員、日本ユネスコ国内委員会委員などの公職を歴任する。
■ 木佐彩子
【職業】
フリーアナウンサー
【活動内容】
青山学院大学卒業後、1994年フジテレビに入社し、2006年からフリーアナウンサーとして活躍。2010年より政府インターネットテレビ「徳光&木佐の知りたいニッポン!」で政府の政策をわかりやすく伝える番組のパーソナリティを担当。また、ほかレギュラー番組として、NHK教育ワンセグ2にて「ワンセグランチボックス」でMC担当、BS朝日にて報道番組「いま世界は」でメインキャスターを担当。
■ 白井貴子
【職業】
シンガーソングライター
【役職】
神奈川県環境大使
横浜YESアンバサダー
小田原ふるさと大使
海老名市「森の楽校」アドバイザー
【活動内容】
1981年デビュー。「CHANCE」のヒットをきっかけに女性初の10日間連続ライブを成功させ、女性ポップロックの先駆者的存在に。
2005年「愛・地球博」で「BAOBAB」がテーマソングとなる。
2010年春、第61回全国植樹祭かながわ大会テーマソング「森へ行こう!」を120人の子どもたちと発表。
2011年春、映画「TAKAMINE〜アメリカに桜を咲かせた男」主題歌「SAKURA SAKURA 幸せの架け橋」作詞・作曲。日本とアメリカの200人の子どもたちがコーラス参加。
2011年夏、陸前高田復興祭にて「松の花音頭」発表。
■ 服部隆之
【職業】
作曲家
【受賞歴】
1996年「蔵」、1998年「誘拐」、
「ラヂオの時間」:日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞
【活動内容】
パリ国立高等音楽院修了。ポップスからクラシックまで幅広いアーティストのアルバム、コンサート等の編曲を手がける。映画においては「電車男」等の話題作の音楽を担当。テレビドラマでは「HERO」、NHK大河ドラマ「新選組!」、「華麗なる一族」等。ミュージカル「オケピ!」、Bunkamura
委嘱作品で上海シティダンスカンパニーとの日中共同制作「舞劇 楊貴妃」。
また、2010年上海万博「日本館」の音楽監督を務める。他にも「コマーシャル」「ゲーム音楽」等と多岐にわたる音楽ジャンルで作曲家、編曲家として活躍中。
■ 日比野克彦
【職業】
アーティスト
【役職】
東京芸術大学先端芸術表現科教授
【活動内容】
東京芸術大学大学院修了。国内外で個展・グループ展を多数開催するほか、パブリックアート、舞台美術など多岐にわたる分野で活動中。2011年、震災後に東日本大震災復興支援活動「HEART
MARK VIEWING」を立ち上げ、大きな被害を受けた人びとがものを作る喜びを取り戻すきっかけを作り、人と人を繋ぐことを試みる。また、10年目を迎える「明後日朝顔プロジェクト」など、精力的に全国を駆け回っては、受取り手の感受する力に焦点を当て、様々な地域の参加者と共同制作を行いながら社会で芸術が機能する仕組みを創出する。
(1)本発表会は公開とし、会場にはプレス用の取材席を設けます。
(2)取材を希望される方は、下記担当(大臣官房総務課広報室)まで、メール又はFAXにて氏名、所属機関、連絡先(電話・FAX)、撮影・録画方法(スチール・ムービー)・録音希望の有無を明記の上、登録をお願いします。
(3)取材当日は、文部科学省担当官の指示に従ってください。
(4)取材当日は、身分証明書を持参し、必ず社名入りの腕章を着用してください。
(5)都合により、日程、内容・プログラム、出演者等について、予告なく中止または変更する場合があります。
国際統括官補佐 井村 隆(内線2595)、ユネスコ振興推進係長 江幡 忍(内線2602)
電話番号:03-6734-2602(直通)
ファクシミリ番号:03-6734-3679
事業第2係長 荒井 寛(内線2170)
電話番号:03-6734-2170(直通)
ファクシミリ番号:03-3593-7163
メールアドレス:hiroba@mext.go.jp
-- 登録:平成24年10月 --