令和6年度脳神経科学統合プログラム(個別重点研究課題)の研究開発課題の決定について

令和6年7月19日

 「脳神経科学統合プログラム」個別重点研究課題について、令和6年度新規研究開発課題が決定しましたのでお知らせいたします。

1.事業の概要

 本事業は、現代社会が直面する認知症やうつ病といった神経疾患・精神疾患の克服やイノベーションの創出に向けて、基礎と臨床、アカデミアと産業界の連携強化により、これまでに築いた革新的技術・研究基盤の成果をさらに発展させ、脳のメカニズム解明等を進めるとともに、数理モデルの研究基盤を整備し、神経疾患・精神疾患の画期的な診断・治療・創薬シーズの研究開発を推進します。  
 5つの領域において公募を実施し、チーム型研究148件、ソロ型研究330件、合計478件の応募がありました。公募締め切り後、実施機関である日本医療研究開発機構(AMED)において書面審査とヒアリング審査選考を実施し、選定を行いました。
 

2.選定結果

  ・領域1 革新的技術・研究基盤の整備・開発・高度化
       :25件(チーム型A 3件、チーム型B 2件、ソロ型 20件)
  ・領域2 ヒト高次脳機能のダイナミクス解明
       :18件(チーム型B 8件、ソロ型 10件)
  ・領域3 神経疾患・精神疾患に関するヒト病態メカニズム解明
       :21件(チーム型A 4件、チーム型B 4件、ソロ型 13件)
  ・領域4 デジタル空間上で再現する脳モデル開発・研究基盤(デジタル脳)の構築
       :16件(チーム型B 7件、ソロ型 9件)
  ・領域5 神経疾患・精神疾患の治療等のシーズ開発
       :17件(チーム型A 3件、チーム型B 3件、ソロ型 11件)

3.今後のスケジュール

  AMEDが、順次選定された大学・研究機関と契約を締結し、研究開発を開始する予定です。

  詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。
   令和6年度脳神経科学統合プログラム(個別重点研究課題)の研究開発課題の決定について(AMEDウェブサイトへリンク)

   「脳神経科学統合プログラム」個別重点研究課題 採択課題一覧(AMEDウェブサイトへリンク)
 

お問合せ先

研究振興局ライフサイエンス課

(研究振興局ライフサイエンス課)