独立行政法人日本学術振興会理事長(令和4年4月1日任命分)

 独立行政法人通則法第20条第1項の規定に基づき、独立行政法人日本学術振興会理事長を任命したので、下記のとおり公表する。


【理事長】

1.選任された者

杉野 剛(60歳)(新任)

2.任期

令和4年4月1日~令和5年3月31日

3.選任理由

 理事長の選任に当たっては、公募を実施し、外部の有識者による選考委員会が行った書類選考及び面接の評価、当該法人の理事長に求められる役割等を総合的に判断した上で、任命権者である文部科学大臣が任命したものである。
 杉野 剛氏は、これまで文部科学省研究振興局長や独立行政法人の理事を歴任し、組織運営に関する上位の管理経験を有し、学術研究の重要性を十分に理解していると判断されたこと、また、我が国の学術研究の発展のために日本学術振興会(以下、振興会という。)に求められる改革の重要性、必要性等の観点において明確なビジョンを有しており、理事長の資質に合致していることが、選考委員会による書類選考及び面接審査を通じて高く評価されたことによるものである。
 特に、同人は1990年代から日本の研究力が落ちてきていること等の課題を呈し、大学教育との連携の視点を持つことの重要性や、振興会が更に発展するために組織のガバナンスを強化し、柔軟な発想で新しい振興会のスタイルを構築していきたいとの今後の取り組みへの意欲も示していることから、文部科学大臣もそうした能力と情熱に大いに期待しているところである。
 これらの経験・実績や能力を踏まえれば、同氏が振興会の理事長に最もふさわしいと考え、今般、理事長に選任したものである。

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大臣官房人事課