独立行政法人国立女性教育会館(令和4年4月1日任命分)

独立行政法人通則法第20条第1項の規定に基づき、独立行政法人国立女性教育会館理事長を任命したので、下記のとおり公表する。


【理事長】

1.選任された者

萩原 なつ子(65歳)(新任)

2.任期

令和4年4月1日~令和8年3月31日

3.選任理由

 理事長の選任に当たっては、有識者からの意見、女性教育会館(以下「会館」という。)に求められる機能や役割など総合的に判断したうえで、任命権者である文部科学大臣が、選任したものである。
 会館は、女性教育指導者その他の女性教育関係者に対する研修、女性教育に関する専門的な調査及び研究等を行うことにより、女性教育の振興を図り、もって男女共同参画社会の形成の促進に資することを目的とする法人である。
 萩原 なつ子氏は、東横学園女子短期大学を皮切りに20年以上にわたって、大学、短期大学において、ジェンダー、環境社会学、非営利活動論に関する研究、教育活動に従事し、立教大学においては大学院研究科委員長を務めているほか、その高度な専門性を活かして内閣府や文部科学省をはじめ政府諸会議にも参画した経験を有している者である。また、地方自治体管理職を務めたほか、日本NPOセンターの代表理事として、企業や行政との新しいパートナーシップの確立に向けた活動に尽力するなど、広範なネットワークを活用した様々な機関との連携協力推進に寄与した豊富な経験を有している。
 このように女性教育に関する高度な専門性があり、地域や地方の実情にも目を向け、関係各機関との円滑な連携を進めるにあたり同氏の知見は、社会の変化にも対応した男女共同参画の推進に大きく貢献することが期待でき、同氏の有する実績や、リーダーシップ、調整能力、女性教育に関する深い造詣は、理事長として求める資質等に合致するものであり、会館の次期理事長として同氏が最適任であると考え、今般、理事長に選任したものである。

お問合せ先

大臣官房人事課