独立行政法人大学入試センター(令和4年4月1日任命分)

独立行政法人通則法第20条第1項の規定に基づき、独立行政法人大学入試センター理事長を任命したので、下記のとおり公表する。


【理事長】

1.選任された者

山口 宏樹(69歳)(新任)

2.任期

令和4年4月1日 ~ 令和8年3月31日

3.選任理由

理事長の選任に当たっては、有識者からの意見、大学入試センター(以下「センター」という。)に求められる機能や役割などを総合的に判断したうえで、任命権者である文部科学大臣が、選任したものである。
センターは、大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の到達度を判定することを主たる目的として大学が共同して実施する試験(大学入学共通テスト)に関する業務等を実施している独立行政法人である。
特に今期中期目標期間は、新高等学校学習指導要領(平成30年告示)に対応した令和6年度実施の大学入学共通テストの準備等も、各年度の運営に加え、着実に進めていくことが求められている。
山口宏樹氏は国立大学法人埼玉大学長を6年間務めるとともに、その任期中に就職問題懇談会座長として、国公私立大学全体の中心に立って「就職・採用活動等に関する基本的考え方」(平成30年10月)を取りまとめるなど、そのリーダーシップを遺憾なく発揮してきたところである。
また、埼玉大学長退任後は、国立大学協会専務理事として、文部科学大臣の下に設置された「大学入試のあり方に関する検討会議」やその提言を踏まえた令和7年度大学入学者選抜の枠組みの議論において、国立大学全体の立場を踏まえながら、多様な意見の取りまとめに大きく貢献してきたところである。
 このように大学の事情に通じ、かつ組織の長として高度のマネジメント能力やリスク管理能力を有し、一連の入試改革の動向をつぶさに把握しつつ、国立大学全体の意見・要望を調整することができる同氏がセンターの理事長として最もふさわしいと考え、今般、理事長に選任したものである。

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大臣官房人事課