民間企業の研究活動に関する調査報告2024を公表しました(6月25日)

 文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP, 所長 千原由幸)は、「民間企業の研究活動に関する調査」の2024年度調査結果を取りまとめました。
 研究開発者(新卒・中途を問わず)を採用した企業の割合は前年度より若干増加して54.6%、なかでも博士課程修了者を採用した割合は2年連続で増加して11.4%となりました。また、1社当たりの中途採用者数平均は3年連続で増加しました。
 研究開発者を確保するために、大学学部等の学生を対象としたインターンシップを実施する企業の割合が56.4%、人材エージェント(職業紹介事業者)を通じた人材の採用も53.7%と進んでいることが分かりました。また、7割以上の企業において、求める人材からの応募があれば博士課程修了者を採用する姿勢が確認されました。
 企業の合併・買収(M&A)について、企業を対象とした「合併・買収・事業譲渡を実施した」企業の割合は9.1%、「資本提携・資本参加・出資拡大を実施した」企業の割合は7.4%でした。
 
報告書の詳細については、以下のリンクより御覧ください。
NISTEP定点調査の公表資料(※文部科学省科学技術・学術政策研究所ウェブサイトへのリンク)

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