令和4年5月27日に、総務省統計局より令和2年国勢調査(就業状態等基本集計)の 結果が公表されました。その中で、令和2年10月時点において、未就学者は約9万4千 人(前回約12万8千人)、最終卒業学校が小学校の者は約80万4千人(今回初めて調査)ということが明らかになりました。
文部科学省としましては、今回の調査により、義務教育を修了しないまま学齢期を経過 した方や、不登校など様々な事情により十分な教育を受けられなかった方、外国籍の方などが再び学ぶ場として、夜間中学がますます重要な役割を果たし、その期待も高まってくると考えます(別添1参照)。
つきましては、各教育委員会において、令和3年2月16日付け2文科初第1704号 初等中等教育局長通知「夜間中学の設置・充実に向けた取組の一層の推進について(依頼)」 (別添2参照)の趣旨及び令和2年国勢調査の結果も踏まえ、夜間中学の設置・充実に向 けた取組の一層の推進を図っていただくようお願いします。