四 共同研究体制の整備

 学術研究の高度化・大型化等を背景に研究の総合化、組織化の必要性から、昭和二十八年に国立大学附置の共同利用研究所の制度が創設され、更に学術研究が加速度的に進展する中で、規模や管理運営などの点も考慮し、特定大学に附置しない、全国の大学共同利用機関の第一号として、高エネルギー物理学研究所が四十六年に設置され、以後、この型の大学共同利用機関を中心に大学関係研究所の新設、整備が行われてきた。

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学制百二十年史編集委員会

-- 登録:平成21年以前 --