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2部   文教施策の動向と展開
第8章   文化立国を目指して
第4節   文化財を後世に伝えるために
5   歴史的集落・町並みの保存と活用


国は、周囲の環境と一体となって歴史的風致を形成している集落・町並みのうち、市町村が伝統的建造物群保存地区に決定したもので、価値の高いものを市町村の申出に基づき重要伝統的建造物群保存地区として選定している。

平成8年7月には、京都と小浜を結ぶ若狭街道の宿場町である上中町熊川宿伝統的建造物群保存地区(福井県)、同年12月には利根川水系の河港商業都市として栄えた佐原市佐原伝統的建造物群保存地区(千葉県)と筑後地方の経済の中心地として近世から近代にかけて繁栄した吉井町筑後吉井伝統的建造物群保存地区(福岡県)をそれぞれ選定した。

伝統的建造物群及びこれと一体を成してその価値を形成している環境を残している区域を保存するため、国は、重要伝統的建造物群保存地区内の伝統的建造物の保存修理、防災施設等の設置、建物や土地の公有化などの事業を推進している。

なお、神戸市北野町山本通伝統的建造物群保存地区(兵庫県)は、平成7年1月の阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けたが、8年度をもって伝統的建造物と環境物件の災害復旧を完了した。

佐原市佐原伝統的建造物群保存地区(千葉県)


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