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2部   文教施策の動向と展開
第6章   社会教育の新たな展開を目指して
第3節   「生きる力」を育てる青少年の体験活動の充実
4   青少年教育施設の整備充実


青少年の生活体験や自然体験などの不足が指摘される現代において、自然の中における集団生活を通じて、様々な体験活動を提供する教育機関である青年の家、少年自然の家等の青少年教育施設は、青少年教育の振興に大きな役割を果たしている。

これらの施設には、国が設置する国立青少年教育施設と地方公共団体が設置する公立青少年教育施設がある。国立青少年教育施設は全国に27か所設置されており、青少年の発達段階に即して、その時々の教育課題に応じた先導的プログラムを開発し、その成果を普及させるとともに、公立青少年教育施設の連携・交流や青少年教育指導者の養成・研修等を行う機関として、国の青少年教育施策を進める上で重要な役割を果たしている。また、公立青少年教育施設は、平成8年度現在、全国に712か所設置されている。

以上のほか、我が国の青少年教育施設の中核的施設として、国立オリンピック記念青少年総合センターが設置されており、

1) 青少年教育の現代的な課題やその対応策に関する調査研究、
2) 国立青少年教育施設や青少年団体等の上級指導者の研修、
3) 青少年の科学離れに対応した事業

など先導的な事業プログラムを開発し、その成果を普及している。

同センターは、「21世紀における国内及び国際的な青少年の交流と学習を進めるための青少年の総合センター」としての機能の充実を図るため、平成3年度から総合的・計画的に整備を進めている。9年度は、引き続き、学習・情報ゾーン、スポーツゾーンの建設(4年計画の3年次目)を進めるとともに、新たに、カルチャーゾーン等の建設(4年計画の初年次目)に着手している。


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