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2部   文教施策の動向と展開
第3章   初頭中等教育の一層の充実のために
第2節   子どもたちが主体的に学び生きる力を育てる教育の推進
6   学校図書館の充実



(1) 学校図書館の重要性

読書活動は、児童生徒の知的活動を増進し、豊かな人間形成や情操を養う上で大きな役割を担うものであり、こうした点で、学校図書館は、日々の生活の中で子どもたちが読書を楽しむ心のオアシスとして、読書センターの役割を持つものである。

また、同時に、学校図書館は、必要な情報を収集・選択・活用できる学習情報センターとしての機能や、地域の人々が積極的に活用する場としての役割を果たしていくことが重要である。

現行学習指導要領においても、読書意欲を高めることや学校図書館の機能の活用に努めることなどが明示されている。

以上のような学校図書館の役割や機能については、平成7年8月に出された「児童生徒の読書に関する調査研究協力者会議」報告においても触れられている。


(2) 司書教諭の計画的養成・発令促進

学校図書館運営の中心となる司書教諭を養成するため、大学に委嘱して司書教諭講習を実施しており、平成9年度は会場数を36大学37会場から51大学52会場に拡充した。

こうした中、平成9年6月に「学校図書館法の一部を改正する法律」が成立し、公布、施行されている。これにより、15年4月からは12学級以上の規模の学校に司書教諭を置くことが義務付けられるとともに、その養成を促進するため、大学以外の教育機関にも司書教諭の講習を委嘱できることになった。


(3) 学校図書館の充実施策

学校図書館の充実を図り、その在り方について中長期的な調査研究等を行うため、次のような施策を行っている。

1) 学校図書館図書整備新5か年計画の推進 公立の義務教育諸学校の学校図書館の蔵書数をおおむね1.5倍程度まで充実することを目指して計画的に図書の整備を進めている。その整備に要する経費については、地方交付税で措置されており、平成5年度から9年度までの5年間に総額で約500億円見込んでいる。
2) 読書指導研究指定校の指定
3) 学校図書館情報化・活性化推進モデル地域の指定
4) 地域に開かれた学校図書館研究委嘱
5) 学校図書館活用指導者講座
6) 学校事務職員の配置基準の改善
7) 学校図書館の国庫補助基準面積の改定
学校図書館を活用した授業風景


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