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2部   文教施策の動向と展開
第1章   教育改革の推進
第1節   教育改革の基本的な考え方


国民一人一人が将来に夢や目標を抱き、創造性とチャレンジ精神を存分に発揮できる社会をつくるためには、あらゆる社会システムの基盤である教育について、行政改革、経済構造改革、金融システム改革、社会保障構造改革、財政構造改革の5つの改革と一体となって、改革を実行する必要がある。平成9年より、こうした考え方の下、教育改革は、いわゆる「六大改革」の一つとして、政府の最重要課題に位置付けられることとなった。

教育改革を実行するに当たっては、我が国の将来を支える人材を育成するという視点と同時に、一人一人の子どもの個性を尊重しつつ、生命を尊重する心、他者を尊重する心、思いやり、正義感や公正さを重んじる心、倫理観や社会性、創造性、国際性をはぐくみ、生涯にわたりその能力を最大限発揮できるようにするという視点が重要である。

このため、

1) 教育制度における多様で柔軟な対応を進めること、
2) 学校の枠に閉じこもらず、外の世界に大きく眼を向け、より広い視野から改革に取り組むこと

が特に大切である。

現在、文部省においては、こうした基本的な考え方に立って、平成9年に策定した「教育改革プログラム」に基づき、中央教育審議会をはじめとする関係審議会の審議を踏まえつつ、実行を第一に、教育改革の推進に全力を挙げて取り組んでいる。

教育改革は国民から多くの思いが寄せられている問題であり、また、その実行には着実な足取りが求められる課題である。文部省においては、今後とも各方面からの意見に謙虚に耳を傾けるとともに、教育改革の推進に当たっては、経済構造改革との連携や行政改革及び財政構造改革の視点に留意し、また、全体を通じて規制の緩和を進めながら多様な活動を可能とするよう留意しつつ、各改革と一体となった真摯(し)な取組を続けていくこととしている。


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