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1部   未来を拓く学術研究
第3章   学術振興の新たな展開
第2節   新しい産学連携・協力を目指して
1   産学連携・協力への期待の高まり


21世紀に向けて、我が国がより豊かで潤いのある社会を実現していくためには、新たな知見や技術を生み出し、新たな産業の創出につなげていくことが必要であるとの認識に立ち、社会の各般から、大学の学術研究に対し、産業界等との連携・協力などについて、多様な期待と要請の声が、これまでになく寄せられている。

特に近年、大学の研究成果をベンチャー企業の創設などによる事業化に結び付け、産業構造の転換や地域社会経済の活性化を図ることが強く期待されている。

産業界を含め社会が大学に寄せるこのような期待と要請に対し、大学がその使命の一つとしてこたえ、積極的に貢献していくことが求められている。大学が社会との交流を活発にすることは、外部から新鮮な刺激を受けて、研究の活性化や独創的な学術研究の萌芽(ほうが)の発見・展開につながると考えられ、また、学術研究の進展を通じて人類の知的共有財産の蓄積や国民経済の発展に資することから、大学にとっても社会全体にとっても、有意義と考えられる。

特に、科学技術基本計画においては、産学官の連携・交流等の促進を一つの柱と位置付け、様々な振興方策が示されている。また、平成9年5月に閣議決定された「経済構造の変革と創造のための行動計画」、同年8月に文部大臣から内閣総理大臣に報告された「教育改革プログラム」(改訂版)においても、産学連携・協力による研究の一層の推進を図ることが求められている(1-3-2 )。


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