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1部   未来を拓く学術研究
第1章   学術振興の基本的考え方
第1節   学術研究の意義・役割
2   学術研究への期待の高まり


今日、我が国は、学術研究水準の向上と国際的な役割の増大に伴い、独創的・先端的な学術研究を更に進め、世界的な学術研究の進展に積極的に貢献することを強く求められている。また、我が国は、経済がグローバル(地球規模)化・ボーダレス(無国境)化し、メガコンペティション(大競争)時代に突入する中、史上類を見ない速度で人口の高齢化が進行するなどにより、産業の空洞化、社会の活力の喪失、生活水準の低下等の危機に直面する可能性があるという懸念が広がっている。さらに、我が国国民を含む人類の未来には、地球環境問題、食料問題、資源・エネルギー問題、エイズ等の感染症の問題など、地球規模の諸問題が大きく立ちはだかっている。

このような内外の諸問題に立ち向かうために、我が国が科学技術創造立国を目指し、創造力と活力の再生を図るとともに、人類の英知の結集に先導的な役割を担って、未来を切り拓(ひら)いていくことが求められている。

資源に恵まれない我が国が、21世紀に向けて、持続性のある活力あふれる豊かな社会を実現し、国際社会においてその地位にふさわしい役割を果たしていくため、科学技術の発展の基盤となる学術研究を未来への先行投資と位置付け、創造性豊かな世界最先端の学術研究の振興を図ることが必要となっており、学術研究に寄せられる期待は、これまでになく高まっている。


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