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1部   未来を拓く学術研究
  はじめに
1   学術研究は何のために行われ、その成果は誰のものか
(3)   その成果は社会・人類発展の基盤


学術研究の成果は、大学における教育・人材養成を通じて社会の発展に貢献するとともに、民間企業等では取り組めないような基礎的・独創的な研究により、広く社会や人類全体の発展の基盤となる知見を生み出している。現在、地球環境、資源・エネルギー、食料、エイズのような地球規模の、あるいは人類の生存にかかわる諸問題に対して、人文・社会科学から自然科学に至る幅広い学術研究を基盤にした着実で息の長い取組が、国際的な協力体制の下に実施されている。例えば、エジプト、カンボジア等における遺跡の発掘や修復も、国境を越えた大学の研究者等の協力体制があったからこそ、成果を上げ、これら人類の遺産が砂や密林に埋もれたまま荒廃することを防いだと言える。

したがって、学術研究の成果は、広く社会や人類のためにあると言える。各国において、大学が公的な支援を受け、学術研究が様々な助成を受けているのは、学術研究の公共財としての特性に基づくものであり、学術研究を推進することは、未来への先行投資と考えられる。


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