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  刊行に寄せて

国民一人一人が将来に夢や目標を抱き、創造性とチャレンジ精神を存分に発揮でき、また、生きがいと潤いのある生活を営んでいくことができる社会をつくるには、教育・学術・文化・スポーツの果たす役割は、ますます重要となっています。文部省では、文教行政に課せられた責務を果たすため、施策全般について不断の見直しを行い、時代の変化に対応した様々な改革を積極的に進めていますが、これらの文教施策各般について国民の皆様に紹介するため、昭和63年度から毎年「我が国の文教施策」を刊行してきました。

このたび刊行した平成9年度「我が国の文教施策」においては、我が国が「科学技術創造立国」を目指し、大学等を中心とする学術研究とこれを基盤にした科学技術の振興を最重要政策課題の一つに位置付けていることを踏まえ、「未来を拓く学術研究」と題する特集を組み、第1部としました。この中で、学術振興についての文部省の基本的な考え方や施策を紹介するとともに、今後の方向や課題について重点的に記述しています。

また、平成9年より、文部省では、あらゆる社会システムの基盤である教育について、行政改革、財政構造改革、経済構造改革などの五つの改革と一体になって、改革を進めているところです。現在、〔ゆとり〕の中で子どもたちに〔生きる力〕を育むことを目指し、一人一人の個性を尊重するという基本的な考え方に立って、教育改革に全力を挙げて取り組んでいます。このため、第2部では、特に教育改革に関する取組の現状についてまとめて紹介するとともに、この動向を踏まえつつ、教育、スポーツ、文化にわたる文教施策の主な内容について、それぞれの分野ごとに記述しています。

本書が、文教施策の現状に関して国民の皆様のご理解をいただく一助となれば幸いです。

平成9年12月 信孝 町村   文部大臣


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