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2部   文教施策の動向と展開
第9章   新しい文化立国を目指して
第2節   より高い芸術創造の世界へ
6   民間による芸術文化活動の支援


国民の文化に対する関心と企業の社会貢献意欲の高まりを背景に、民間企業等による芸術文化支援活動(メセナ活動)が活発に行われるようになってきている。

国としてもこのような活動を促進するため、平成6年2月に(社)企業メセナ協議会を特定公益増進法人に認定し、同協議会の助成認定を受けた芸術活動に対して企業等がする寄附について、税制上の優遇措置が講じられている(2-9-3 )。7年度には、同制度を利用して、80件(6年度83件)の芸術活動が認定を受け、333社(同129社)から3億1,102万円(同1億9,425万円)の寄附が行われており、近年の景気の低迷にもかかわらず、企業メセナ活動が定着しつつあることがうかがわれる。

また、メセナ活動に取り組む企業は、大企業から中小企業、大都市から地方へと年々広がりを見せており、地域単位のメセナ活動推進組織も整備され始めている。平成8年3月には、各地のメセナ組織相互の交流、情報交換、協力を図るための「全国メセナ組織連絡会」が発足した。

各企業等がそれぞれの理念に基づいて長期的視野によるメセナ活動を継続的に実施していくことができるよう、税制上の優遇措置の活用によるメセナ活動の促進、企業や芸術団体等において アートマネージメント 【用語解説】を担当する人材の養成など一層の支援に努めていく必要がある。

2-9-3 企業メセナ協議会の助成認定事業


<アートマネージメント>

文化施設の運営や芸術文化団体の活動、あるいは、芸術文化関係の催しに対し効果的で大きな成果を上げるための様々な活動を総称してアートマネージメントという。その内容は極めて広い範囲にわたるが、具体的には、企画制作、経理や組織管理等の管理関係の業務、広報活動やマーケティング等の業務が含まれる。


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