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2部   文教施策の動向と展開
第9章   新しい文化立国を目指して
第1節   文化政策のより一層の充実
2   文化振興のための予算


我が国が文化立国としての発展を遂げていくためには、文化への投資を未来への投資ととらえ、文化振興のための予算を飛躍的に充実していくことが必要である。平成8年度の文化庁予算については、対前年度比12.3%増の750億円と高い伸びを示し、文部省一般会計の1.30%、国の一般会計の0.10%を占めている(2-9-1 2-9-1 )。その内容は、

1) 芸術創造活動の推進(アーツプラン21)、
2) 文化のまちづくり事業の推進、
3) 文化財の保存・公開活用と文化の国際交流・協力の推進、
4) 文化を支える人材の養成・確保、
5) 文化発信のための基盤整備

の各種施策について所要の予算を計上している。

しかしながら、我が国の文化予算は、諸外国に比べると、制度上の差異はあるものの、必ずしも十分とは言い難い状況にあり、今後も、国民の文化への志向の高まりや、文化の面での国際貢献の重要性などに照らして、各分野のバランスにも留意しつつ、ソフト面の予算を中心にその充実に向けて努力していくことが求められている。


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