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2部   文教施策の動向と展開
第9章   新しい文化立国を目指して
第1節   文化政策のより一層の充実
1   文化政策の役割と方向


経済的な成熟を遂げた我が国が、21世紀に向けて、真に豊かな国として更なる発展を遂げていくためには、国民一人一人が心豊かに暮らすことができる、潤いと活力ある社会を形成していくことが必要である。

心の豊かさは、優れた文化の所産に触れたり、文化の創造的活動を通じて満たされるものであり、その意味で、文化の振興を図っていくことは、今後我が国にとって、最も重視すべき課題の一つである。

また、文化は創造的な個性や美的な感性をはぐくむものであり、個人にとっては生きるあかしであるとともに、国の存立基盤を形成する最も重要な要素である。

このような認識の下、21世紀に向けて新しい文化立国を目指して、今世紀中に文化基盤を抜本的に整備することが緊急の課題となっている。

このため、文化庁では、芸術・文化関係者や学識経験者等から成る文化政策推進会議の報告(平成7年7月)に基づき、8年度には、芸術創造活動の振興を図るための「アーツプラン21」を開始するなど、積極的な取組を進めている。また、8年7月には、同会議の議論を踏まえ、21世紀に向けて文化の振興を最重要課題として、文化への重点的投資及び文化基盤の抜本的な整備を行うべきであるとする「文化立国21プラン」を提言し、主な施策を体系的にまとめた。

文化庁としては、これらの報告等に基づき、今後も、文化振興のための諸施策を推進していくこととしている。


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