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2部   文教施策の動向と展開
第8章   スポーツの振興
第3節   世界の頂点を目指す競技スポーツの振興
2   オリンピック、ワールドカップなどの国際競技大会の開催に向けて


我が国では、平成10年の長野オリンピック冬季競技大会、14年のサッカーのワールドカップをはじめとして、数々の国際競技大会の開催が予定されている。これらの国際競技大会の開催が、我が国のスポーツの振興、国際的友好親善等に大きな意義を持つことから、政府では、長野オリンピック冬季競技大会の開催やサッカーの2002年ワールドカップの日本招致について閣議了解を行い、可能な限りの支援・協力を行うこととしている。文部省では、国際競技大会への一層の支援・協力を行うため、平成7年10月に「国際スポーツ大会専門官」を設置した。


(1) 長野オリンピック冬季競技大会の準備への支援

長野オリンピック冬季競技大会の準備に対する支援としては、(財)長野オリンピック冬季競技大会組織委員会の組織委員に内閣官房長官及び文部大臣が就任し、運営に協力している。そのほか、総理府に内閣官房長官を会長とし関係各省庁の事務次官等で構成する「長野オリンピック冬季競技大会準備対策協議会」を設置し、同大会の準備に関し政府の施策に関連する事項についての連絡調整を図っている。また、「長野オリンピック冬季競技大会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律」による、寄附金付き郵便はがき等の発行、国家公務員及び地方公務員の組織委員会への派遣などについて、関係法律の特例が設けられた。さらに、平成8年度予算では、競技施設の整備に対する補助金として、63億6,400万円を計上している。

このほか、文部省では、長野オリンピック冬季競技大会について国民の理解と協力を得るため、平成5年度から順次普及啓発事業を展開している。5年度には小・中学校向けの冊子「世界からひとつの花になるために」を、6年度には高校生・一般向けの冊子「平和、友好、自然、そして感動」を作成し配布した。なお、7年度から、壁新聞(オリンピック・ニュース)を作成している。

また、文部省では、長野オリンピック冬季競技大会への準備のために、平成8年10月に「オリンピック企画官」を設置した。

第18回オリンピック冬期競技大会(平成10年、長野市) フィギュアスケート/ショートトラックスピードスケート会場-「ホワイトリング」


(2) サッカーの2002年ワールドカップの準備への支援

平成14年に開催される、サッカーの2002年ワールドカップについては、国際サッカー連盟(fifa)の理事会において、日韓両国の共同開催とすることに決定された。政府では、2002年ワールドカップの日本招致について閣議了解を行い、従来から2002年ワールドカップ日本招致委員会が行ってきた招致活動を可能な限り支援してきたところであり、今後とも、大会の成功に向けてその準備を積極的に支援していくこととしている。

サッカーの2002年ワールドカップの共同開催

サッカーは全世界で広く行われている最も人気のあるスポーツの一つであり、国際サッカー連盟(fifa)には、世界の約190か国・地域が加盟している。日本でも、平成5年に日本プロサッカーリーグ(jリーグ)が発足し、これを契機にして、国民の間でサッカーの人気が高まっている。

サッカーのワールドカップとは、アマ・プロを問わず各国を代表するサッカーチームによって世界一が争われる、オリンピックに匹敵する世界最大級のスポーツイベントであり、fifaが4年に1度開催するものである。

この2002年ワールドカップについては、平成3年6月に(財)日本サッカー協会を中心に「2002年ワールドカップ日本招致委員会」が設立され、招致活動を展開してきた。政府は、7年2月、2002年ワールドカップを我が国に招請することを閣議了解し、招致活動に対して支援を行ってきた。

そして、平成8年5月に行われたfifaの理事会において、2002年ワールドカップは日韓両国の共同開催とすることが決定された。本大会は、21世紀に入って初めての大会となるが、アジアでの開催、2か国による共同開催についても初めてのことである。


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