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2部   文教施策の動向と展開
第7章   学術研究の振興
第6節   基礎研究の重点的な推進
1   宇宙誕生の謎を解く-天文学研究-


天文学は、宇宙の諸現象の解明を進め、物理学等の基礎法則の体系化に貢献してきている重要な分野であり、国立天文台を中心に研究を進めている。

同天文台では、太陽系や銀河の観測等で大きな成果を上げているが、平成3年度からは、宇宙の涯に挑み、銀河が誕生したころの宇宙の姿を探るため、ハワイ島マウナケア山頂に光学赤外域で世界最高性能の「大型光学赤外線望遠鏡」の建設を進めている。

近年、これらに加え、ニュートリノなどの宇宙から飛来する素粒子の観測による研究が急速に進展している。東京大学宇宙線研究所では、岐阜県の神岡鉱山の地下1,000mに平成7年12月に完成させた「大型水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置」により、8年4月から観測・実験を開始しており、ニュートリノ天文学の新たなページを開くものとして、期待されている。

国内で仮組み試験中の大型光学赤外線望遠鏡本体


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