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2部   文教施策の動向と展開
第7章   学術研究の振興
第2節   学術研究を支える研究費や設備の充実
2   科学研究費補助金の充実


科学研究費補助金は、あらゆる分野の優れた学術研究を格段に発展させることを目的とする研究助成費として、我が国の研究基盤を形成していくための基幹的経費である。これまで、数多くの独創的、革新的な知見を生み出し、優れた研究者を育て、新しい研究領域を開拓するなど、大きな成果を上げてきた。

平成8年度の予算額は初めて1,000億円を超え、1,018億円(対前年度比94億円、10.2%増)となった。申請・採択状況は図2-7-2のとおりである。この補助金は、研究者の多様な研究ニーズにこたえるため、研究の目的・性格等に応じ、表2-7-3のような申請区分を設けており、学術審議会の審査を経て配分される。

また、この制度については、国内外の研究動向等を踏まえて改善を図っており、平成8年度は、研究種目「基盤研究」、「萌芽的研究」を創設したほか、一部の研究種目で不採択とした理由を開示するとともに、審査員全員の氏名を審査終了後に公表するなど、審査に関する情報の提供を推進する等の改善を行っている。

2-7-2 科学研究費補助金予算額等の推移

2-7-3 科学研究費補助金の研究種目


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