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2部   文教施策の動向と展開
第6章   社会教育の新たな展開を目指して
第4節   家庭教育の充実
1   学習機会の提供と交流


近年、都市化、核家族化、女性の社会進出など、家庭や家族を取り巻く社会状況の著しい変化の中で、家庭の教育機能の低下が指摘されている。一方、少子化対策やいじめ問題解決のためにも、家庭教育の重要性はますます増大している。

このような状況に対応するため、市町村、pta、婦人団体等では家庭教育学級など家庭教育に関する学習機会を提供している。文部省においても、核家族化等により地域のネットワークから孤立しがちな親等を対象に、公民館や学校の余裕教室などに「子育てひろば」を開設し、育児の経験者や家庭教育学級の修了者を「家庭教育ふれあいネットワーカー」として配置するなど、近隣の人々との情報交換や経験交流、仲間づくりを促進し、家庭と地域の教育力の活性化を図る「家庭教育ふれあい推進事業」を推進している。

また、近年、父親の家庭教育への参加が重要な課題となっていることから、その重要性について理解と関心を深め、父親の参加による家庭教育の充実を図るため、企業等と連携して職場内に父親を対象とした家庭教育講座を開設する「父親の家庭教育参加支援事業」も推進しており、文部省ではこれらの事業を実施する市町村に対して助成を行っている。


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