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2部   文教施策の動向と展開
第5章   私立学校の振興
第1節   重要な役割を果たす私立学校


私立学校に在学する学生生徒等の割合は、大学・短期大学で約8割、高等学校で約3割、幼稚園で約8割を占めており、私立学校は、学校教育の発展普及に大きく寄与している。また、近年、国際化、情報化、社会の成熟化などが進展する中で、学校教育全般について、社会や国民の多様化、高度化する要請に応じた特色ある教育研究の推進が求められている。この点においても、私立学校は、独自の建学の精神に基づく個性豊かな教育研究活動を積極的に展開している。

このように、私立学校は、我が国の学校教育の質・量両面にわたる発展にとって極めて重要な役割を果たしている。このため、国は、私学の振興を重要な政策課題として位置付け、私立学校振興助成法の趣旨に沿って、私立学校の教育研究条件の維持向上及び私立学校に在学する学生生徒等の修学上の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の健全性を高めるため、

1) 経常費助成をはじめとする私学助成事業、
2) 日本私学振興財団における長期・低利の融資事業、
3) 税制上の優遇措置、

など各種の振興方策をとり、その一層の充実に努めている。

私立学校においても、教育対象人口の急減等に伴う厳しい経営環境の中で、長期的な見通しの下に、それぞれの自助努力により、財政基盤の維持・強化を図ることが求められている。また、教育研究の高度化・個性化・活性化を目指した大学改革の推進、教育の個性化・多様化を目指した高校教育改革の推進等に積極的に取り組み、個性的で魅力あふれる学校づくりを進めていくことが期待されている。


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