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2部   文教施策の動向と展開
第3章   初等中等教育のより一層の充実のために
第2節   主体的に生きる力を育てる教育の推移
5   読書指導及び学校図書館の充実



(1) 読書指導及び学校図書館の重要性

読書活動は、児童生徒の知的活動を増進し、豊かな人間形成や情操を養う上で、大きな役割を担っており、また、社会の情報化が進展する中で、情報を活用する能力を育成するためにも重要である。しかし一方で、児童生徒の読書離れが指摘されている。

このため、現行学習指導要領では、読書意欲を高めることや学校図書館の機能の活用に努めることなどの改善が図られている。

さらに、平成7年8月には「児童生徒の読書に関する調査研究協力者会議」から報告が提出され、読書意欲の高揚を図る指導方法とともに、今後の学校図書館の在り方として、読書センター及び学習情報センターとしての機能の充実・活用、地域に開かれた学校図書館、学校内の協力体制の確立、司書教諭の養成・発令の促進等について触れられた。


(2) 読書指導及び学校図書館の充実施策

文部省では、この報告を受けて、読書指導や学校図書館の充実に努めるため、次のような施策を進めている。

1) 学校図書館図書整備新5か年計画の推進(平成5年度から) 公立の義務教育諸学校の学校図書館の蔵書数をおおむね現状の1.5倍程度まで充実することを目指して計画的に図書の整備を進めている。その整備に要する経費については、地方交付税で措置されており、5年間に総額で約500億円を見込んでいる。
2) 司書教諭講習の開催 a 学校図書館運営の中心となる司書教諭を養成するため、大学に委嘱して司書教諭講習を実施しており、平成8年度は会場数を18大学から36大学37会場に拡充。
3) 読書指導研究指定校の指定(平成7年度から)
4) 学校図書館情報化・活性化推進モデル地域の指定(平成7年度から、平成8年度拡充)
5) 地域に開かれた学校図書館研究委嘱(平成8年度から)
6) 学校図書館活用推進事業(平成8年度から)
7) 学校事務職員の配置基準の改善
8) 学校図書館の国庫補助基準面積の改定

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