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1部   生涯学習社会の課題と展望-進む多様化と高度化-
第3章   これからの生涯学習
第4節   学んだ成果を生かす
3   企業等における評価


企業等については、採用時において、出身校を問わなかったり、一定の資格等を有することを採用条件として示すなど、形式的な学歴でなく多様な学習経験やその成果を評価しようとする動きが見られ始めた。

企業がどのような人材を望み、どのような基準により採用を行うかは、企業自体が判断するものである。しかしながら、そこに就職したいと考える人間が多いような企業がどのような判断をしているかは、結果的に国民の学習意欲やどのような内容の学習を行うかの判断に強い影響を与えていることも事実である。企業が、多様な学習経験やその成果を積極的に評価しようとする姿勢を広く社会に提示するのであれば、人々の意識に与える影響も極めて大きいものがあろう。特に、中途採用の増加に伴って、採用時に多様な学習経験を含む能力を積極的に評価する方向が今後一層促進されるのであれば、生涯学習に対する国民の取組にも好ましい影響があるものと考えられる。また、このような好循環の結果、国民がより独創的かつ質の高い能力を身に付けることに一層積極的に取り組むようになることは企業自身にとってもメリットである。多様な学習経験やその成果の評価とともに、それを訴えていく今後の取組が期待される。


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