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1部   生涯学習社会の課題と展望-進む多様化と高度化-
第3章   これからの生涯学習
第3節   「生きる力」をはぐくむ
4   家庭・学校・地域社会の連携-学社融合の推進-


生涯学習審議会は、平成8年4月の答申において、「学社融合」の概念を提唱した。

「学社融合」とは、学校教育と社会教育がそれぞれの役割分担を前提とした上で、そこから一歩進んで、学習の場や活動など両者の要素を部分的に重ね合わせながら、一体となって子どもたちの教育に取り組んでいこうとする考え方であり、従来の「学社連携」の最も進んだ形態と見ることができる。

例えば、従来から、学校が学校教育活動の一環として社会教育施設である少年自然の家を利用することはこれまでもなされていた。しかし、ともすれば、そこでの活動内容を学校側で一方的に決めてしまっていたり、あるいは、実際の活動の指導は施設側にほとんどゆだねたりという状況も見受けられた。施設の持つ人的・物的機能を活用し、学校側の意図する教育目的をより効果的に達成するためには、活動計画の作成から実施段階における具体的な指導に至るまで学校、施設側双方の関係者の密接な連携・協力関係が必要である。

このような取組の可能性は、それぞれの課題に沿って、学校教育、社会教育のあらゆる場面において検討される必要がある。文部省では、平成8年度から学校・家庭・地域社会の新たな連携・融合を推進するための調査研究である「学社融合推進プロジェクト」を開始した。本事業の着実な推進とその成果の活用が望まれる。


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