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1部   生涯学習社会の課題と展望-進む多様化と高度化-
第3章   これからの生涯学習
第1節   多様化する学習ニーズにこたえる
4   情報化の進展に対応する



(1) マルチメディアを活用した学習活動の推進

近年、学習の分野においては、マルチメディアの活用が積極的に推進されようとしている。マルチメディアは学習者の時間的・地理的制約を大幅に緩和するとともに、学習者からの情報発信をも可能にしようとしており、これまでの学習形態を大幅に変える可能性を持っている。また、学習者の特性や希望に沿ったきめ細かな学習活動の実現にも役立つことが期待できる。

このような状況の下で、文部省は、通信系マルチメディアを利用した対話型の遠隔講座の実施等の実証的な研究開発を行うとともに、多様なメディアの効果的な利用促進を図るため、「新教育メディア研究開発・利用促進事業」を実施してきた。この事業を通じて平成7年には、国立婦人教育会館と北海道立社会教育総合センターをisdn(総合デジタル通信網)で結んでの「フォーラム家庭教育」が実施されるとともに、国立オリンピック記念青少年総合センターと福岡県社会教育総合センターを通信衛星で結んで「青少年教育シンポジウム」が開催された。

また、平成8年度からは、マルチメディアを活用した博物館機能の高度化・情報化推進に関する調査研究、及び、衛星通信利用による公民館等の学習機能高度化推進事業を開始した(1-3-2 )。また高等教育の分野においてもマルチメディアを活用した様々な取組が見られる(2部第11章第2節2 参照)。

様々なメディアを利用した遠隔地間におけるコミュニケーションを可能にする通信系マルチメディアは、学習機会の地域的な偏在の解消にも役立つ可能性を有している。これらの事業の成果を着実に生かすことが求められる。

1-3-2 衛星通信利用による公民館等の学習機能高度化推進事業のイメージ図

衛星通信等を利用した遠隔講座 「フォーラム家庭教育」 衛星通信等を利用した遠隔講座 「青少年教育シンポジウム」



(2) 放送大学の全国化

放送大学については、前述したように、広く国民に対し、高等教育の機会を拡充していく上でも極めて重要な役割を果たすものであり、全国化のための準備を今後とも着実に推進していく必要がある。


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