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2部   文教施策の動向と展開
第11章   情報化の進展と教育・学術・文化・スポーツ
第2節   マルチメディア時代における情報化への取組
3   学術分野における情報化への対応



(1) 学術情報基盤の整備充実

高度情報通信社会において、大学などの研究者に学術情報を迅速・的確に提供するための学術情報基盤の整備が重要な課題となっている。

このため、文部省では、学術情報センターを中心とする全国的・総合的な学術情報システムの整備を積極的に推進しており、その基盤的通信網である学術情報ネットワークの高度化・高速化、国際接続の拡充を進めている。

また、情報化の進展に対応して、学内の各種コンピュータを光ケーブルなどの高速データ通信網で接続し、教育・学術研究情報の全学的な流通を促進する、キャンパス情報ネットワーク(学内LAN)の整備を進めており、平成6年度までに、移転予定のある5国立大学等を除き、すべての国立大学・大学共同利用機関に整備を行った。また、すべての国立高等専門学校についても7年度中に校内LANを整備することとしている。

なお、公私立大学についても情報処理教育装置や学内lanの整備を一層推進するため、平成7年度予算において所要額を措置している。


(2) 学術情報に関するデータベースの整備充実

情報化の急速な進展に対応して望ましい情報化社会を構築していくためには、本格的な情報流通のインフラストラクチャの整備と併せて、データベースの作成及びその整備充実を促進していくことが重要な課題となっている。

研究者が必要とする我が国のデータベースについては、欧米諸国に比べ整備の立ち遅れが指摘されており、文部省では、大学や学術情報センター等における学術情報に関するデータベース作成を推進するとともに、科学研究費補助金により、研究者や学会等のデータベースの作成を積極的に支援している。


(3) 電子図書館システムの研究開発

文部省では、従来から、学術情報センターにおいて、学術雑誌などを全文データベース化し、研究者等が必要とする情報を、ネットワークを介して迅速・的確に提供する、電子図書館システムの実証的な研究開発を行うための経費を措置している。また、平成7年度には、新しいメディアや情報発信形態の変化に対応する、今後の大学図書館の電子図書館的機能強化の一つのモデルとして、奈良先端科学技術大学院大学に電子図書館の整備を行う。

2-11-1 キャンパス情報ネットワーク(学内LAN)の事例


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