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2部   文教施策の動向と展開
第9章   新しい文化立国を目指して
第1節   文化政策のより一層の推進
1   文化政策の役割と方向


今日、広く国民の意識において心の豊かさを求める傾向が強まっている。心の豊かさは、優れた文化の所産に触れたり、文化の創造的活動に参加することによって満たされるものである。その意味で心を豊かにしてくれる文化の振興に対する期待は高まっている。

また、社会全体においては、創造的な個性や美的な感性が尊重されており、地域社会では、伝統文化を守りつつ独自の活力ある地域づくりにより文化発信を進めている。一方、国際的には、我が国の文化に対する関心が高まるとともに、文化の面でも国際貢献を果たしていくことが期待されている。

このような状況の中で、文化の振興を図ることは、今後我が国にとって最重点の課題の一つであり、新しい文化立国を目指して今世紀中に文化基盤を抜本的に整備することが緊急の課題となっている。このため、文化庁では、平成7年7月に、芸術・文化関係者や学識経験者等から成る文化政策推進会議において、「新しい文化立国をめざして-文化振興のための当面の重点施策について-」の報告書を取りまとめた。今後、この報告を踏まえ、文化振興の諸施策を積極的に推進していくこととしている。

「新しい文化立国をめざして-文化振興のための当面の重点施策について-」(文化政策推進会議報告)

文化は国民一人一人にとって生きるあかしであるとともに、一国にとってはそのよって立つ最も重要な存立基盤であるとの認識の下、報告書では、今世紀中に解決すべき文化政策上の課題を示し、次の六つの推進すべき具体的な施策について提言を行っている。

1) 芸術創造活動の活性化、
2) 伝統文化の継承・発展、
3) 地域文化・生活文化の振興、
4) 文化を支える人材の養成・確保、
5) 文化による国際貢献と文化発信、
6) 文化発信のための基盤整備。

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