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2部   文教施策の動向と展開
第8章   スポーツの振興
第3節   競技スポーツの振興
3   プロスポーツの振興のために


近年、jリーグ、プロ野球、大相撲、プロゴルフ等のプロスポーツに対する国民の関心が一層高まりを見せている。これらのプロスポーツは、見るスポーツとして国民各層に広く支持されており、特に、青少年に対してスポーツへの興味、関心を深め、スポーツの裾野(すその)を広げる役割を果たしている。また、プロスポーツ選手の高度な技術は、スポーツ全体の競技力の向上にも貢献するなど、プロスポーツの持つ意義は極めて大きい。

このため、文部省は、保健体育審議会答申(平成元年11月)を踏まえ、プロスポーツの健全な発展を支援するための施策に積極的に取り組んでいる。

平成2年12月、プロスポーツの統括団体として、(財)日本プロスポーツ協会の設立許可を行い、従来、アマチュアスポーツを対象としてきたスポーツ功労者顕彰制度をプロスポーツにも広げ、3年からプロスポーツの分野における功労者に対しても文部大臣顕彰を行っている。

また、平成3年度から、プロゴルフなどプロスポーツの選手権大会等に対して、文部省が後援をするとともに、優勝者への文部大臣杯の授与などを行っている。

また、近年、オリンピック競技大会等の国際競技大会においても、一部の競技でプロスポーツ選手の参加が認められるようになった。例えば、バルセロナオリンピックでは、サッカー、バスケットボールなど6競技において、リレハンメルオリンピック冬季競技大会では、フィギュアスケート競技においてプロ選手の参加が認められた。

このような状況の変化に対応するため、プロスポーツとアマチュアスポーツの連携、協力を推進する必要が出てきている。

このため、平成6年度から、アマチュアスポーツ団体、プロスポーツ団体関係者、地方公共団体関係者等により、アマチュアスポーツ界の国際的動向の把握、選手育成、指導者の交流等について研究協議を行うアマ・プロスポーツ交流会議を開催している。

「みるスポーツ」の振興

スポーツは、人間の可能性の極限を追求する営みの一つである。この意味において、競技スポーツにおける選手たちの極限への挑戦は、先端的な学術研究や芸術活動と共通する大きな意義のある文化的行為であり、みる人にも大きな感動や楽しみ、活力を与えるものである。

このような極限への挑戦を、直接競技場等で、あるいはテレビなどを通じて「みる」ことについては、スポーツに取り組む契機としての面が従来重視されてきた。「みるスポーツ」とは、それに加えて、この「みる」行為自体についても、スポーツを享受する一つの形態としてとらえるものである。


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