ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
2部   文教施策の動向と展開
第7章   学術研究の振興
第6節   基礎研究の重点的な推進
2   物質の究極に迫る-加速器科学-


加速器という巨大な実験装置を用いて、物質の究極的な構成要素とその間に働く力の原理を明らかにする素粒子物理学等の研究は、近年、急速な発展を遂げてきている。

現在、欧米において巨大加速器による実験研究が行われているが、我が国では、高エネルギー物理学研究所を中心に、世界レベルの研究活動を展開している(2-7-7)。

同研究所では、「トリスタン」(周長約3q、衝突エネルギー600億電子ボルト)を用いて、素粒子に関する実験研究を行っている。さらに、精密物理の新しい展開を目指すためのトリスタンII(Bファクトリー)計画を平成6年度から推進している。

また、同研究所の放射光実験施設は、分子や原子のミクロの世界を調べる世界最先端の放射光専用光源として、大学における研究はもとより民間企業の研究開発にも広く利用されている。さらに、同研究所の陽子加速器は、素粒子・原子核物理研究とともに陽子ビームによるがんの治療やその研究にも威力を発揮している。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ