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2部   文教施策の動向と展開
第7章   学術研究の振興
第1節   これからの学術施策の方向


学術研究は、人文・社会・自然科学のあらゆる分野にわたり、真理の探究を目指して行われる普遍的な知的創造活動である。このような学術研究の成果は、人類の知的共有財産として、それ自体優れた文化的価値を持つとともに、応用や技術化を通じて、日常生活を支え、豊かにする役割を果たすなど、国家・社会のあらゆる分野の発展の重要な基盤であり、原動力となるものである。

我が国が今後更に発展し、又、国際社会において必要な役割を果たしていくためには、学術研究を未来への先行投資と位置付けつつ、大学を中心とする学術研究の一層の充実・振興を図っていくことが極めて重要である。特に、大学は、学問的基盤の確保と維持向上を図るとともに、これと一体不可分のものとして、優れた研究者をはじめ、多方面の人材を養成することを使命としており、その充実・振興が不可欠である。他方、大学の研究施設・設備の老朽化・狭隘化・陳腐化、研究費の不足など学術研究環境の劣化が各方面から指摘されており、その改善を図ることが急務となっている。

文部省では、平成4年7月の学術審議会答申等を踏まえ、我が国の学術研究基盤を国際的水準に引き上げることを目標として、その計画的・重点的な整備を図るとともに、学術研究の進展に柔軟に対応できる世界に開かれた学術研究体制の整備を図るため、研究費の充実、大学の研究施設・設備の改善、卓越した研究拠点(COE)の形成、若手研究者の養成・確保、基礎研究の重点的な推進など、総合的な施策を積極的に展開している。


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