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2部   文教施策の動向と展開
第4章   高等教育の一層の充実
第3節   医学教育等の改善・充実と医療技術者の養成
2   医学教育、大学附属病院における救急医療の充実について


大学附属病院は、社会環境や疾病構造の変化を踏まえ、平成4年度までにすべての国立大学附属病院に救急部等を設置するなど、救急医療体制の整備に取り組んできたところであるが、その高度な医療水準を活かして、救急医療へより一層の積極的な対応が望まれている。また、医学教育においても大規模災害を踏まえた救急医学の教育研究の充実が図られているが、救急医療の専門医養成がより一層望まれているところである。

平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災において、被災地及び近隣の国公私立大学附属病院は、地震発生直後から、救急患者の治療に不眠不休で取り組み、また、全国の多くの大学附属病院は神戸市や淡路島等の被災地域へ医療チームの派遣、被災地への医薬品、食糧等の搬入を行うなど大きな役割を果たした。

今回の大震災においては、災害時における医療の役割の重要性が改めて認識されたところであり、今後、大学附属病院は、地域の中核的医療機関として、医療スタッフ、医薬品や医療器材確保等の緊急時における医療体制の一層の充実及び大災害においても機能を失わない施設・設備及び情報ネットワークシステム等の整備が望まれる。


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