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2部   文教施策の動向と展開
第3章   初等中等教育のより一層の充実のために
第8節   より良い教科書のために
1   教科書が使用されるまで


教科書は、学校における教科の主たる教材として、児童生徒が学習を進める上で重要な役割を果たすものである。教科書は次のような過程を経て、児童生徒の手に渡り使用されている。

まず、民間の教科書発行者により図書が著作・編集される。その図書につき文部省が検定を行い、この検定を経た図書が、学校で教科書として使用される資格を与えられる。

次に、検定を経た教科書の中から、学校の設置者である教育委員会(国・私立学校では校長)が、どの教科書を使用するか調査研究を行い、その地域、学校に最もふさわしい教科書を採択する。

採択された教科書は、教科書発行者が製造し、全国に存在する教科書供給業者に依頼して各学校に供給し、新学期に確実に児童生徒の手に渡り使用される。

平成7年度においては、1,733種類、1億7,483万冊の教科書が発行・使用されている。


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