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1部   新しい大学像を求めて-進む高等教育の改革-
  資料 諸外国の大学改革
3   フランス


フランスでは多様な高等教育機関が設置されており、大学をはじめ、官界・産業界の幹部などの養成を行うグランゼコール、短期教育機関の技術短期大学部や高校(リセ)付設の中級技術者養成課程などがある。

国の経済競争力を向上させる観点から、政府は1985年、後期中等最終学年の到達者を同年齢人口の80%にまで増加させるという方針を出し、高等教育進学者の増加を図った。この方針の下で1985〜92年に高等教育の学生数は40%以上増加したが、それに伴い学生の学力や勉学目的が以前にもまして多様化するようになった。特に学生全体の約6割を占める大学では、他の高等教育機関と異なり、中等教育修了者を原則として無選抜で入学させているため、その傾向が顕著である。特に学部の前期(第1期)課程では、学業不振により留年や中退をする学生が多いなどの問題を抱え、修学の円滑化を図る諸施策が講じられている。また、学生急増に伴い教員や施設・設備が不足しており、その対策が課題になっている。


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