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2編 文教施策の動向と展開
第8章 文化の振興
第1節 施策の概要


今田幅広く国民の間で,心の豊かさを求め,芸術や文化に対する関心がかつてない高まりを見せ,また,芸術文化関係者のみならず企業等における文化振興の意欲もこれまでになく盛り上がってきている。さらに,個性豊かな文化国家として国際社会に確固たる地位を固めていくことが我が国の発展にとって不可欠な課題となっている。

このような状況に対応するためには,我が国古来の伝統文化を継承しつつ,優れた芸術文化の創造,発展を図り,その成果を積極的に海外に発信して,文化を通じた国際貢献を図ることがますます必要となっている。

このため,文化庁では,平成元年8月以来,学識経験者等がらなる文化政策推進会議を発足させ,文化振興のための総合的な施策の在り方について検討を行っており,平成3年7月に「文化の時代に対処する我が国文化振興の当面の重点方策について」と題する提言を得た。

この提言を踏まえつつ,平成4年度においては,特に,芸術文化の振興,文化振興のための人材養成,確保,文化財の保存修理事業等の拡充,文化財のある豊かな生活の推進,文化の国際交流の拡充等に重点をおいて文化の振興に努めており,このほか,平成元年度に創設した芸術文化振興基金については,平成2年度から助成を開始している。

文化政策推進会議からは,平成4年6月には,「芸術家等の人材養成のための諸方策」,「芸術創造活動の場の整備,確保のための諸方策」,「生活文化の環境づくりのための諸方策」と題する報告が得られたが,今後,さらに他の課題等について検討を行うこととしている。また,平成4年4月に文化財保護審議会に新たに設けられた企画特別委員会においては,今後の文化財保護の在り方について中長期的な観点がら総金的かつ専門的な調査研究を進めている。今後,これらの審議会等における議論等も踏まえ,文化振興のための施策の積極的な推進が必要となっている。


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